シーズンズ 2万年の地球旅行 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : ジャック・ペラン  ジャック・クルーゾ 
出演 : ドキュメンタリー映画 
制作 : ブリュノ・クーレ  ジャック・ペラン 
  • ギャガ
2.93
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921402712

感想・レビュー・書評

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  • 先日、BSフジで放映していた『シーズンズ 2万年の地球旅行(原題:Les saisons)/2015』を観ました。

    -----story-------------
    『WATARIDORI』 『オーシャンズ』の監督コンビ、「ジャック・ペラン」&「ジャック・クルーゾ」が、氷河期が終わり、生命が大きく躍動を始めた過去2万年にわたる地球の歴史を、時空を超えて再現していくタイムトリップ・ネイチャー・ドキュメンタリー。
    最新の機材や技術を駆使して撮影された動物たちの臨場感あふれる映像を通して、人類と動物たちが悠久の時間の中で紡いできた生命の営みがドラマティックに描かれていく。
    「笑福亭鶴瓶」と「木村文乃」が日本語版ナレーションを担当。
    -----------------------

    ドキュメンタリーの映画を久しぶりに観ました… 以前、観たのがいつなのか、どの作品なのかも覚えてないですねー

    氷河期の最厳寒期から現在までの約2万年にわたる地球と生命の歩みを体感できる展開に感激しました。


    およそ2万年前、最終氷期の最後にして最も厳しい寒さが訪れた時代に、ジャコウウシやトナカイなど寒さに適応した動物たちが、極寒に耐えながら懸命にわずかの食料を求めて彷徨う姿、

    約1万年前、地球軌道の変化で気温が上昇、長く続いた氷河期が終わりを迎えた時代に、大地には緑が芽吹き、森には命が満ち溢れる、

    そして、道具を手にした人間たちが木々を切り倒し、森を切り拓き、森が失われ、動物たちの王国が消え去っていく……。


    臨場感溢れる映像は驚きの連続でしたねー 特に、オオカミがイノシシやウマを追う場面や、クワガタムシが飛んでいく場面は、どうやって撮影したのか全くわからない、、、

    生き物たちが監督の指示で演技しているみたいでした… 印象的な映像が多かったなぁ。

    終盤は、自然破壊という人間の犯した取り返しのつかない行為について考えさせられましたね… これから、どう共存、共生していくか、一人ひとりが考え、できることを実行していかないとな。


    -----staff/cast-------------
    監督:ジャック・ペラン
       ジャック・クルーゾ
    製作:ジャック・ペラン
       ニコラ・エルゴージ
    脚本:ジャック・ペラン
       ジャック・クルーゾ
       ステファヌ・デュラン
    編集:ヴァンサン・シュミット
    音楽:ブリュノ・クーレ
    日本語版ナレーション:
     笑福亭鶴瓶
     木村文乃

  • とても美しく、迫力のある映像で自然と動物たちの生命力を魅せてくれる映画です。それ故に、人間が歴史に登場してからは違和感がある作りになっていて、考えさせられます。
    本当に映像が素晴らし過ぎて、これは映画なんだと我に返りました。ドキュメンタリーではなく映画として撮影されていると思いますが、その分とても見応えはあります。

  • 弱肉強食、自然淘汰、食物連鎖の話を森の自然の中で暮らす動物や昆虫や植物を主人公にした2016年の仏ドキュメンタリー映画。
    動物の狩りの様子や動き回る動物を追いかけるカメラワークはさすがで、これらは一体どうやって撮ったのだろう?とはいえ、内容に深みはなく、肝心の映像も同じような使いまわしが多く、これなら昔やってた「野生の王国」の方が断然面白く、さらに最後にはとってつけたような人間の自然破壊という問題提起のようなものでお茶を濁す有様。

  • TVにて
    笑福亭鶴瓶さんは大好きだけど,このナレーションはミスマッチだと思う.キャスティングした人✖️.どちらかというと人間と親しみのある動物鳥虫などを中心に歴史をさかのぼったような映像だった.つまり,少し退屈.

  • 描写がオブラートに包んでマイルド仕立てが、ちょっとは物足りない。弱肉強食はもっとどぎつい。

  • 2016.1 劇場鑑賞記録転載。

    映画「シーズンズ」

    「オーシャンズ」スタッフによるネイチャードキュメンタリー。
    映像があいかわらずすごい。普通の動物ものでは、遠くから望遠レンズで追いかける、っていうのが普通だと思うのだが、この映画では例えば狩りをするオオカミの群れとカメラが文字どおり「並走」しているように見える。オオカミが走るラインを想定して、あらかじめ横にレールを引いておかないとああいうカメラワークで撮れない気がするのだが・・・ちょっと素人には想像がつかない。

    ただ、個人的に引っかかってしまったのは、日本語ナレーションで「野生動物のいのちを守らねば。人間と動物がもっと近づけば乗り越えられる」といったメッセージをラストで訴えていたこと。動物を守るために人間との距離を近づけないといけないのだろうか・・?

    もしこのナレーションが原語であるフランス語からの忠実な翻訳だとするならば、この類の啓蒙は自然への畏怖という日本人の一般的な感覚とはちょっとずれているし、同じ欧州でも例えばBBC Earthとかのドキュメンタリーではあまり出てこない主張に思えた。私自身は自然を守るには「共生」よりも「境界」がだいじなのではないか、という考え方に漠然とながら関心を持っている。

    ともあれ大スクリーンで観る楽しさを満喫できる映画であった。

  • 【映画館で見た映画】

    動物はかわいかった。特に戦うところ。でも真新しさはなかったかな。
    途中から人間がかかわったり、同じ水飲み場の環境の変遷を移したり、という趣向は面白いと思ったけど。

  • 氷河期から現在までの四季の移り変わりを映像にしたドキュメンタリー。犬の先祖が人に慣れたオオカミという点は見ていて驚きだった。猫の祖先は何なのだろうと思いをはせる。出来ればこういう作品は映画館の大スクリーンで見たいほど映像がキレイだった。感想はこんなところです。

  •  人類と動物の2万年の歴史を現在の動物達の映像と共に振り返る。
     
     どうやって撮ったのだろうと思うほどに狩りや逃げる姿の動物達がありえないくらい至近距離で展開していく。その様はすごいの一言。地球がテーマなので取り上げられる動物も多岐に渡り飽きない。
     日本語ナレーションだとちょっと説教臭く感じるかな。
     

  • 地球ドラマチック的なものを期待していたのだけど、各所に出てくる作られた感が私の期待を削ぎに削いで残念ながらおやすみなさいでしたスヤスヤグー。綺麗だったけど。スピード感とか、映画みたいでした。

  • ストーリー
    およそ1万年前、太陽を回る地球の軌道が徐々に変化し、気温が上昇。氷河期が終わり、新たな生命が芽吹き始める。
    見渡す限りの緑の森、自由を謳歌する動物たち、響き渡る鳥のさえずり、その歌声に合わせ笛を吹く人間。人類も、動物たちと等しく生きる森の住人だった。
    最厳寒期から2万年という悠久の時間、そこで懸命に生きる生命をドラマティックに描いた感動の旅。
    ここには、この地球のすべての生命の希望に満ちた未来があるー。

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