終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #05 (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 4巻の終わりも衝撃だったがこの巻の畳み方も衝撃だった。まさかここまで考えて話作ってたとは。後書きによると12年温めていたと言うが、たしかに短期間ではこんな話は考えつかないだろう。

    好みとしてはもっと絶望的な方がいいけど、年少者が読むライトノベルとしてはこっちが正解か。

    アニメのラストの青髪の子供はやっぱり過去じゃなかったとは。クトリが特別に前世が星神だったわけではなく、誰もが星神の魂を分け与えられ、あとは前世の押しが強いか弱いかということだったとは。妖精の生まれ変わりはアイセアが示しているので、それも星神の魂のふるまい方の一つ。

    しかし話の内容的にアニメ2期は厳しいだろうな。

    というか、死んだはずの主人公が実は生きてるかも、という終わり方のアニメは多いが、「死んでなかった」がここまで苛烈な作品はそうそうないと思う。

  • (2021/163)シリーズ第一部完。夢世界を出たネフレンは「カーマ」に憑依されながらヴィレムを探す。ヴィレムは「エルク」と一緒に居ながら獣化を抑えるために記憶を封じられている。黄金妖精たちに訪れる危機。自らを顧みずに黄金妖精を守ろうとするヴィレムは健在。クトリが思い出としてしか登場することがないのは、やはり僕には寂しすぎるというか、味気ないというか。セリオニスを受け継ぐラキシュでは僕の隙間を埋められない。それで第二部途中で投げたんだった。

  • すかすか第一部最終巻。アニメではクトリに焦点が当てられすぎてよくわからなかったけど、本編は大体アニメ化していたのね。もう一度見てみようと思う。
    メインヒロインのクトリは死んだ(エルクに飲まれた)ようで、描写があっさりしすぎていて消化不良。アイセアは誰の人格に飲まれたのか今ひとつ不明。で、ネフレンが思ってた以上に可愛かった。なにこの可愛い生き物。
    ヴィレムが最後の最後まで優しく、アイセアと撃ち合うところで涙腺崩壊。
    登場人物が皆いい味出してて素敵。
    すかもかで、どのくらい登場人物が残っているかわからないけど楽しみ。

  • 2017/10

  • リーリアとエルク。エルクと妖精たち。空魚(カーマインレイク)とネフレンと左目。黒髪の獣。ニルスとエルクとびれむ。ラキシュの夢。ヴィレムの最後の愛。灰色の少女の涙。ニルスの最後の力。アイセアは知らない方がいいのだろうか。黒髪の青年と灰色の少女がどうしているか。アイセアには長生きしてほしい。青い髪のリィエル。帰郷。

  • 「森の中の倉庫で、のんびりだらだらと毎日を過ごすんす。ちっこい妹たちがわーわー遊んでて、子供っぽい母親役がぱたぱた走り回ってて。そういうのをのんびり眺めながらゆっくり本を読む。穏やか過ぎて、ついつい寿命が延びる毎日っすよ」

  • 良かったです。
    面白かったです。
    「実は」的なことがちょっと多くて気になりましたがスルーして読みました。ストーリーが好みなので問題なし。

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著者プロフィール

2002年にPCゲーム『Wind -a breath of heart-』のノベライズで富士見ファンタジア文庫よりデビュー。代表作は「銀月のソルトレージュ」(富士見ファンタジア文庫)、「終末なにしてますか?」シリーズ(角川スニーカー文庫)。PSPソフト『サモンナイト5』(2013年)のシナリオを担当するなど、多方面で活躍。

「2022年 『砂の上の1DK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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