タックスヘイヴン　Tax Haven (幻冬舎文庫) [Kindle]

著者 : 橘玲

• 幻冬舎 (2016年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[YAYOY@免疫力強化さんの感想 · 2023年6月12日]

闇の世界の金融取引、政治、そこに巻き込まれた一般人の牧島。高校時代の友人というつながりで
一緒に巻き込まれた古波蔵と2人を繋げる紫帆の関係性が最後まで余韻を持つ物語。
たくさんの登場人物のそれぞれの情報戦術や押し引きが面白い。金融の複雑さも学べる。
その舞台は東京、シンガポール、ベトナム、ミャンマー、大阪などそれぞれの地域の様子が鮮明に書かれていたのも魅力。
個人的に高校時代の友人との絆が大人になるまであるって素敵だなと感じた。

[246さんの感想 · 2021年5月5日]

前作「マネーロンダリング」に続き、ミステリーとして面白い作品であった。前作にも言えることだと思うが、ヒロインの女性の描き方に癖がある気がするので、そこは好みがあるかもしれない。また、前作に比べると最後の最後のどんでん返しが弱かった印象も受けるが、これは「マネーロンダリング」が素晴らしかっただけな気もする。

[ichiro.marinersさんの感想 · 2018年10月23日]

この小説は、本当に面白い。

[Yukirobbinsonさんの感想 · 2018年5月4日]

金融マネージャーの突然死から物語はスタートする。
幼馴染でタックスヘイブンのアドバイザーをしていた古波蔵と共に事件の全貌を追う主人公。突然死の背景にある某銀行の不正送金と損失隠し。驚きの結末は！

[swtnb1453さんの感想 · 2016年7月18日]

20160717

[tamasaka_nariさんの感想 · 2016年5月14日]

邂逅
秘密
熱帯
彷徨
夜の動物園
桜雨

著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』（幻冬舎文庫）でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』（幻冬舎）、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』（以上ダイヤモンド社）『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』（新潮新書）などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」