「病は気から」を科学する [Kindle]

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制作 : 服部由美 
  • 講談社 (2016年4月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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「病は気から」を科学するの感想・レビュー・書評

  • 病は気からを科学するというタイトルに、ちと惹かれた。
    病気って、気持ちの問題と切り離せないだろう?って思いながらも、なんか、怪しい雰囲気のものも感じるし、実際、宗教の力で大病が治ったなんていう話も聞いたことがあり、本当のところはどうなのか?という漠然としたものがあった。

    本を読んで、すっきりできたかと言うと、そこまで至らなかったかな。これは、レビューを書いていて、自分の読解力が足りていない可能性が高いからだなと思っている。この本は、数回読むと良いのかもしれず、別な本を読んだ後にまた戻って来るかも。


    心と身体を分けて考えるのは、デカルトが言い始めらしいこと、ただ相互作用はあると言っていたとか、分けて考えるのが17世紀からここ400年くらいと考えると人類発祥から見れば最近って事になるのかな。そして、先入観を排除して統計的な手法からの分析が今の医療のベースになっているらしく、1950年代かららしいので、今の医療の常識?は、人類の歴史からしたら極々最近の話なんだなと。


    本の中では、プラセボをだからダメなんだではなく、逆に利用する事で、不必要な薬を使わないで効果を得たり、プラセボと伝えて効果を得たりと言った話があったり、疲労は身体が限界を超えて壊れない様に、脳が作り出すと言う所から薬が無いと言われる慢性疲労症候群に対応したり、催眠術によって過敏性腸症候群をコントロールしたり、痛みにバーチャルリアリティや睡眠療法で対応したりといった実験を通して効果が有りそうな話など、心と身体が関係している事例が続く。

    気遣いと治癒、ストレス、マインドフルネス瞑想法と微妙な問題に脳との関係から話もあり。

    長寿に結びつく環境の話は、人と人との繋がり合いが大事という事で、自身の弱い部分だったりするので、将来の為に気にしておかないと行けないなと思った次第。

    神経を電気信号でいじる様な話は、未来っぽくて、これから、フォーカスが当たりそうな気がする。

    宗教と病については、この本では、フランスのルルドというカトリックの一つの巡礼地が例として挙げられているのだが、ここが他の箇所の違うところとして、科学的に説明できるかどうかを調査していると言うのが興味深いし、ここでの話をしたいが為に、この本の前半の事例があるのだなと気がつく。
    宗教ならなんでも良いとは、言っていないし、儀式が人と人との繋がりを強くする事によって、長寿への可能性が開けることなど、色々な要素が絡みあっていて、何かこれ一つで突破できる様なことはここには書かれてはいないし、慎重な展開になっているので、なかなかスッキリとはいかないが、それがこの本の良いところなのかも。


    この本を読んでみて、宗教が与える影響について、科学的に証明しようとするアプローチは、もっと行われて良いのではないかと思った。
    そうすれば、それぞれの宗教が、お互いを害するのではなく、人間が健康で幸せに長生きできる事を競う世界になれるんじゃないかな?

  • プラセボという言葉は知っていたが、多くの人同様、そんなの気のせいだと考えていた。本書では、心の変化が体に与える働きについて、論文の調査だけでなく、現場での体験を交えて紹介している。話を聞くだけではあまりに眉唾なものも、きちんとした研究がなされており、非常に興味深い。製薬会社はじめとした関係各所の利権により、遅々として進まない点は、やむを得ないけれど、どうにかならないものか…

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