- Amazon.co.jp ・電子書籍 (193ページ)
感想・レビュー・書評
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女体ネタとかが無ければなぁ
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シリーズ3冊目、琴子=パタリロ説を唱えたい▲首を折ってさえ倒すことの出来ない《鋼人七瀬》世の理を外れた怪物を退治すべく琴子の口から語られる術とは――▼『想像力の怪物』ステキおにぎり?をほおばる琴子も良いが、終始もぞもぞ毛布にくるまる紗季さんが可愛くて、作画が良いのかな?人外が見る九郎先輩「うにゃっ」とは?よほどのキモさなのか想像できない『七瀬かりんと七瀬初美』くだんの仕組みにはゲッソリで。ステッキ振って魔法少女のような琴子、大学合格のお歳です…『~ズバッと解決☆琴子ちゃん!~』更に呆れ笑えて(2016年)
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確か無料公開されていたエピソードを目にしたことがあり、それでミステリが読みたくなった時に購入したと思う。それから年単位で経過した今今回ブクログに登録したのは、アニメ化を機に最新刊を購入して、そういえば登録していなかったと思い出したから。
3巻は6巻まで続く鋼人七瀬事件の中盤部で、"虚構推理"の"虚構推理"たる所以が描かれている。ある種趣のない真実が明らかになり、その上で虚構が現実を侵食してくる様、虚構を積み上げていく様が描かれ始める。
長編として味わいたいタイプの物語。 -
鋼人七瀬はいかにしてその身を手にいれたのか。「最初はただの作り話でした。けれど名前と形を得た虚構は。何千何万何十万という人間の頭の中に根付き回ることによって少しずつ血肉が与えられ、実体を得てしまうこともあるんです」ここ数年のSNSの発達によって嘘も真も言ったもん勝ち。拡散したもん勝ちめいた現実があって、なんかなー。「人の想像力が怪物を生み出すんです」こう考えると人というのは欲深い生き物で、質が悪い。「しかし一般的に真実とされ、そこから導かれている結論が何か…というのも重要なんです」1%の真実を含めば嘘もまた真なり。いや違うか。