301号室の聖者 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 新米弁護士の木村は、所属する事務所の顧問先・笹川総合病院の、ある医療過誤訴訟をめぐる損害賠償請求事件を担当する。訴訟にむけた調査や準備を進めるなか、亡くなった患者がいたその病院の、その病室で、短期間のうち立て続けに、他患者の急死、不自然な医療事故が起きる。看護師の過失か、医療器具の不具合か、あるいは何者かの意志による犯行か。原因を探る木村が目にした、その病室〈301号室〉の真実とは──

  • 弁護士三部作の中では少し物足りなさを感じてしまって残念。
    ぞわぞわするような話かと思ってたら
    結構人間味溢れる話だった。

    安楽死が許されない中での家族の葛藤が、リアルだったなと感じる。

    遺産をどこにどうやって分けるか
    考えさせられる作品でした。

    15歳の少女が自分の命の終わりを知り
    悲しみを乗り越えながら
    最後まで強く優しく生きる様。かっこよかった。

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著者プロフィール

1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『記憶屋』は、シリーズ累計35万部を超えるベストセラーとなる。その他の著作に『SHELTER/CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『301号室の聖者』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』がある。

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