銀河鉄道の夜 [Kindle]

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著者 : 宮沢賢治
  • 2016年4月19日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (53ページ)

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銀河鉄道の夜の感想・レビュー・書評

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  • 中学生のころに宮沢賢治の作品をよく読んだ。本書も過去に読んだはずである。悲しいかな、本作品についてはあまり記憶がなく、ファンタジックな物語という覚えしかなかった。今回、改めて読んでみて、こんなに見事に人の死を表現していたことに驚いた。不謹慎な言い方かもしれないが、死の病におかされた病室の子供に読んでほしい。乱暴かもしれないが、きっと死への恐怖がなくなるはずだ。しかし、こんな素晴らしい物語を記憶していないなんて、中学生のころの自分は、よほど読解力がなかったのだろう。残念である

  • 名作を読んでみた。
    暗示なのだろうが、思い浮かばないな。
    ジョバン二のお父さんは生きているのだろうか。

  • 2017/5/10-16読了。

  • 43にもなって読むのは遅すぎ!かもやけど、話がよく分からなかった^^; もう一回読めばよく分かるのかな。

  • こんなにしっかりタイトルは知っているのに、中身を知らないという本がきっとまだまだあるのだろうなと思う。
    今回は、SF小説の「カムパネルラ」を読むために事前に読もうとやっと読んだ名作。
    以前読んだほしおさなえ著の「活版印刷三日月堂」にも銀河鉄道の夜が出てきたので、やっと読めた!という感慨もあった。

    青空文庫にあるものは第4稿だったようで、所々で、出てこない人物、それ以前の稿にはあったはずのシーンがなかったりした。

    幻想的で、キラキラとした雰囲気があり、それでも、最後のカムパネルラのお父さんの一言が淋しくもある。

    1〜3までどのように違っているのか読み比べたい。

  • 漫画『累』1巻で銀河鉄道の演劇が一つのテーマであったことと、ちょうどテレビで特集を見たのもあって、子どもの頃以来に読み返した。最後カンパネルラ死ぬんだよなぁ、という思いで読んでいくと、鉄道に乗った直後から彼が「母は僕を許してくれるだろうか」と呟くなどそれを匂わせていて、楽しそうな風景にも悲しみを感じる理由が今ならわかる。大人になってから読みたい一冊だ。僕らは誰しも心の中にカンパネルラを持っている。

  • 子供の頃読んだときは全然気づかなかったけどキリスト教世界観の作品なんだな

  • 子供の頃読んでも今ひとつ面白いと思えなかった作品だったが、やっと味わうことができたように思う。
    この小説の魅力は一体なんだろう。
    原文が欠けている部分もあるし、ジョバンニの気持ちも余りに突飛に揺れ動いて、ちょっと理解しがたいとすら感じられる。それなのに、引きつけてやまない魅力、引力のようなものがこの作品にはある。
    ススキの原の銀河をどこまでも上っていく鉄道の旅。幻想的な景色が次から次へと現れては過ぎ去ってゆく。その途上で影のような、現とは思われない人たちとの邂逅。サギを捕まえている、狩人。セロのような声で話す人。海での事故にあった姉弟捕とその連れ。
    解釈せずにいられない不思議さに満ち満ちている。
    でも、私は「本当のさいわい」について考える部分が最も美しいと感じる。哀しみに満ちたジョバンニが追い求めたいと思う「さいわい」,そして、まっすぐ進むことを肯定することで、今悩み辛い思いをしている人にとって、勇気づけられる作品だと思う。
    繰り返し読んでいきたい。
    とはいえ、幻想的な描写にはなかなか想像力がついていかないところも。今の子どもはどうなんどろう。

  • 何年も読みたいと思っていた作品で、社会人になりようやく読むことができました。

    有名な作品なので、なんとなく内容は知っているつもりでした。2人の少年が銀河鉄道に乗って旅をするわくわくするような冒険の話だと思っていましたが、実際に読んでみると銀河鉄道というのは主人公が見る刹那の夢物語で、児童文学ながら楽観的というより悲観的な内容が多いことに驚きました。
    主人公ジョバンニが周りの子供たちから馬鹿にされ、父親は家におらず母と貧しい生活をしている悲壮な現実から、銀河鉄道での出会いを通して、強く生きることを決意するという内容に感銘を受けました。
    夢の鉄道に出てくるセロの声の人物はきっとジョバンニの父親で博士が父親の帰りを聞く会話からおそらく既に死んでいるのだろうと思われました。たびたび声が聞こえたのは、息子を温かく見守っているということ、そして最後の思いを主人公に伝えたのだろうと思います。
    そのため物語の最後に父親の帰ることを母親に伝えようとする描写が一層切なく感じられました。

    児童文学でありながら、親友や鉄道で出会った人、そして父親との別れを通して大切な人との別れというものに触れ、そこから主人公が成長していく様子を描いている点で素晴らしい作品だと思いました。

  • 「そんな神さまうその神さまだい」

    この一文は強烈だった。子どもですら他宗教を認めない感覚から、宗教戦争の深みを知られる。

    最後、友達はどこに行ってしまったのか。途中までの雰囲気から突然大人でも考えさせられる内容に変貌する。

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