VRビジネスの衝撃 「仮想世界」が巨大マネーを生む (NHK出版新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2017年53冊目
    VRビジネスもゲームの世界の中に入り込みたいという強い要望から技術は進展しつつある。
    本書はビジネスの話というより、その取り組む人がどうVR技術を発展させてきたかということに焦点が当たっている。
    VRの技術についてもこれまではヘッドマウントディスプレイに映された映像をいかに自然に見るかということであったが、今は、眼球に直接映像を照射するデバイスを開発しているとのこと。
    恐ろしすぎる。
    いずれ人類が見るものというはリアルなのかバーチャルなのか?それとも現実と仮想を合わせたARになっていくのであろうか?
    将来を考えさせられる一冊でした。

  • バ ーチャルリアリティは 「現実世界とは異なるが 、ほとんど実質的には現実世界である 」ことを意味しています 。この原義を理解すると 、日本と欧米での V Rの捉え方が大きく異なることが見えてくるでしょう 。欧米の V Rビジネスが 「現実世界と実質的には同じ空間を人間のまわりに作り出す 」ことを目指しているのに対し 、日本は 「キャラクタ ーなどがいきいきと存在する仮想世界を作り出す 」ことに注意が向けられていることが多いのです 。


    以下感想。
    日本とアメリカは、誤訳によりVRへの認識の違いがある。そしてその違いから、日本はコミュケーション性を、アメリカはソーシャル性を追求しながら、それぞれが思うVRを実現しつつある。
    これから先、VRが世の中を変えていくことは必至であり、引き続き注目していきたいと改めて感じた。

著者プロフィール

ITジャーナリスト。1970年生まれ。デジタルハリウッド大学大学院教授。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲームジャーナリストとして活躍後、VRゲーム開発会社のよむネコ(現Thirdverse)を設立。VRマルチプレイ剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の開発を主導。著書に『VRビジネスの衝撃――「仮想世界」が巨大マネーを生む』(NHK出版新書)がある。

「2022年 『メタバースビジネス覇権戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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