先生の白い嘘(5) (モーニングコミックス) [Kindle]

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著者 : 鳥飼茜
  • 講談社 (2016年5月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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  • いろんな人の話が平行して進んでく。

  • 女性は男性より現実に即した考え方をする。
    つまり現象を見て本質を紡ぐ傾向を感じる。
    男性の方が理想や神話から現実を見がちな気がする。
    だから男性は真実が見えない?

    小椋佳が
    「少女よ 泣くのはおよし」
    「みんなうつろな輝きだ」と歌い、
    そんな「少女神話」は「男性願望」が作り出した
    幻でしかなかったことを、
    最近まで真に受けてた僕は
    赤面しながら思い出す

    僕は男性だから、
    鳥飼茜の『地獄のガールフレンド』と
    この『先生の白い嘘』を読んで、
    女性的な視点を興味深く思っている

    話は違うが、
    そういった点でいえば
    上野千鶴子が女性目線で解読する社会学や
    小池都知事が女性だからこその
    現実的で馴れ合いから抜け出た発言や行動も
    男性社会に辟易していた者からすれば
    溜飲が下がる思いではある

    いまはまだまだ
    男に汚れた、女性が女性でいられない
    世の中なのだろう。
    それに振り回され、あるいは利用して
    知ると知らずと 四苦八苦して、
    サバイバルしている。
    そういう痛ましい女性像がこれを読んでいて
    浮かび上がってくる。

    愚かな女性、ズルい女性、したたかな女性、
    無邪気でいられない女性、
    男性目線に振り回される女性、
    性に翻弄される女性…

    いずれにしろ、
    加害者である(?)男性は
    ため息をつきたくなることの
    オンパレードだ。

    エロい描写に心がざわつきながらも、
    あるいはそんな自分を
    あざ笑われているような…
    徒労感のある読後だ

    ただ、男と女の2極対立は
    時々「そうなのか?」と思う時はある

    男性の描く女性、女性の描く男性。
    どちらも微妙に違和感が僕にはある。

    女性も昔の僕のように、
    「神話」や「願望」のような、
    幻を真に受けていないか?
    と感じるところもある。

    「女性は現実的だから男性ほど夢想はしないよ…」
    そう言われるかも知れない。
    でも「現実的」とはやっぱり概念の一つでしかない…
    そんなことも思う。

    先入観や固定観念に縛られず
    自由でありたい。
    そんなこと言えるのも言うのも
    男性だからなのだろうか?

    その辺も考えながら、次巻が楽しみだ

    追伸
    ああ、登場人物が誰も楽しそうでも
    幸せそうでもないんだなあ…
    だから滅入るのか〜

    ただ、
    「性」を真正面から取り上げた…
    その点だけでも鳥飼茜は素晴らしいし
    勇気あると思う

    ----------------------------

    P117
    「ねぇなんでおこんないの??
    お前ら全員馬鹿なんじゃねえの?
    人間以下の扱いされてんのにヘラヘラ笑って
    済まそうとしやがって
    幸せだ?
    頭と腹ん中、怒りと絶望でまっ黒なクセに
    それでも自分だけは幸せなハズだって思ってんの?」
    「…
    そうだよ…?馬鹿かもしれないけど愛してるから。
    嘘でも暴力でも思い込みでも
    愛してるから。
    それがどんな欲求でも、
    初めてひとから求められたから
    だから私は馬鹿でも正しくなくても幸せなの」

    早藤が怒りに似た感情で女性の性を糾弾する。
    それに対して、
    女が愚かさを自覚しながらも
    為す術がなく、それでも幸せだと玲菜が叫ぶ。
    この漫画で初めては女性性が早藤を凌駕した瞬間。
    やっぱり女性の方が男性より上なんだ…
    と思う間もなく、玲菜も迷走する…。
    愚かなのは、男とか女とかではなく、両方…、
    為す術がない宿命を負わされた人間の悲劇にまで
    思いが至る。圧巻。

  • 読むタイミング選ぶ。今じゃなかった。おもしろいけど。あと、夜読むの禁止。太陽のある時間でないと。

  • 急に面白くなってきた

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