オリオリスープ(2) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • オリエの笑顔の裏には後悔が詰まっている。どんなに悲しくてもお腹がすくし、そんな自分に腹を立てたりもするけど。それが生きているってこと。「汁物ってのはすごいねぇ!!!一椀にいいもんが全部つまってて、一口で体の芯にすーっと入り込んでくる」晩年のおじいちゃんは固形物もうけつけなくて、そんなおじいちゃんの言葉がオリエのスープ好きに一躍買ってるのかもしれない。「寒くて水も冷たくてあたりもさみしい。それに、夜が長いと不安や悲しい記憶にとらわれやすくなりますから。…でも、ここを越えればあとは明るくなる一方なんです」弥燕さんも何か悲しい過去を持ってそうだよな。「でも…いいものを作ろうと思ったら、まずは自分が元気でないと」オリエはたくましい。

著者プロフィール

6月29日生まれ。長野県出身。第64回ちばてつや賞一般部門にて『ヘミスフィア』で佳作を受賞。『師匠シリーズ 師事』(ウニ著)などの装丁画を手掛ける。ピアス集めが趣味。

「2017年 『オリオリスープ(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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