オトナの恋をこじらせました。 (マカロン文庫) [Kindle]

著者 : 佐倉伊織

• スターツ出版 (2016年5月14日発売)

感想・レビュー・書評

[眼玉子さんの感想 · 2018年3月14日]

なんの落ち度もなく捨てられる誠さんが気の毒すぎて、後味が悪かったせいだろうか、本命の蓮が仕事で早死にしたあとに、ずっと恋人もつくくれずにいた誠さんがふたたびヒロインと結ばれる未来が見えてしまうのは気のせいだろうか。

[あかりあさんの感想 · 2017年8月15日]

すみません、私は苦手でした。
断れなくて付き合わされる系の話は仕方ないと思えるのでいいんですが、ヒロインの気持ちもどっちつかずの状態でいつまでも踏み切れないのはダメなんです。
お相手が二人とも、どっちもステキだからこそ中途半端に傷つけてるのにイライラしてしまって。
「やっぱり彼じゃないとダメなんだ」ってなる系の話は、お見合いさせられるくらいのほうが、最後が重くなりすぎなくて、読後感もいいんじゃないかと思います。
タイトルもいまいち読み終わってもピンとこなくて、こじらせてるのは別の何かじゃなかろうかと。

著者プロフィール

2013年「レッスン～甘い恋の手ほどき～」(スターツ出版)でデビュー。

「2021年 『新妻初夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」