精霊の守り人 シーズン1 Blu-ray BOX

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監督 : 片岡敬司 
出演 : 綾瀬はるか  小林颯  東出昌大  木村文乃  林遣都 
  • ポニーキャニオン (2016年8月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013062597

精霊の守り人 シーズン1 Blu-ray BOXの感想・レビュー・書評

  • これは酷いとしか言いようがない。

    本作の原作は小学生時代の私の、いちばんの愛読書と言っても過言ではなく、図書室で何度も借りて読み、借りるだけでは飽き足らず、大人になって当時読んだハードカバー版を買い求めもした。偕成社ワンダーランドというシリーズから出ていて、本作の原作小説のあまりの出来の良さに、小学生の時には「偕成社ワンダーランドの本は、ぜんぶ制覇しよう」と決意し、実際、小学生の間にはそれを実践し続けていたのだ(そしてたぶん、やり遂げたと思う、当時出版されているすべてを読んだはず)。頻繁に図書室に通い、新しい小説が入荷されていないか常にチェックし、シリーズを制覇する傍ら、本作の原作小説を何度も読み直した。

    そういうわけで、本作がドラマ化されると聞いた時には、私と同世代の、この本を読んで大きくなった層が是非ドラマを、と制作しているのかと、それなりにわくわくしながら完成を楽しみにしていたのだが、おそらく実際には、この本を幼少期にしっかり読み込んだ人々は制作に参加していない。このドラマの製作スタッフは、おそらく原作をまともに読めていない。本作の死生観、生命観、それから世界の重なりと循環の物語、それらがたったひとりの幼い皇子の肉体を核に重なり合い、層状の空間を際立たせ、イニシエーションの物語としても母性の物語としても、自然の中で共生する我々の物語としても読める、そういう部分がまるごと削られている。

    確かに原作者は文化人類学者で、アジアの風景や習俗を下敷きに作られた作品であることには変わりないのだが、その文化や習俗の底にあるのは何か、我々が自然や社会、あるいはお互いをどう解釈し、どう折り合いをつけて生きているか、そういう人間の解釈の仕方についてまで原作小説では行き届いて描かれていたように思う。皇子を核に自然も人も重なり合っているのだ。印象的な女用心棒バルサでさえ、重なっている要素のひとつなのだ。複数の自然と人とが重なり合った結果が、皇子に成長をもたらすのだ。原作小説の重要な特徴は、この重なりにあるし、この重なりの部分をうまく表現していたのが、本作の挿絵画家だったように思う。

    このドラマはとにかくメリハリもなく、役者の演技もうまいとは言えない(特に2期)。下手な役者ならばカメラワークや編集を工夫して、せめて役者の間の取り方だけでも手を入れれば良いものを、まったく手を入れて改善しようという気もなく、だらだらと時間の流れを役者の演技に握らせている。音楽にも締まりがない。NHKのドキュメンタリーで、この締まりのなさが本作であると作曲家は述べていたわけだが、それは複数の世界観の同居する原作小説が複雑だということか。

    アクションに力を入れていることはわかる。けれども原作を読む限り、アクションはそれほど重要ではない。アクションにもっとも力を入れた『指輪物語』を誰が見たがるだろうか? 制作スタッフは、本作を何の物語だと解釈したのだろうか。

    カメラワーク自体も、セットも酷い。あの世界観の中に生きる登場人物として役者を撮っているのではなく、役者の背景に申し訳程度に世界観が映っているような演出だ。主人公たちのためだけに生きているかのような、奇妙に協力的な(そのシーンに同調的な)名もない役の人々が画面に多すぎる。多くの人がそれぞれに別の思惑をもって生きているのが世界だ。主人公たちとて、誰かの人生の脇役にすぎないのだ。主人公のためだけの、都合の良い脇役然とした振る舞いの人間を良しとする感性は、ほとんど学校教育で皆が同じ方向を向いていれば満足する教師のようなものだ。

    本作は本当にどこをとっても酷く、褒められる部分と言えば本当にアクションしかない。誰が『精霊の守り人』シリーズに優れたアクションを要求する? 美しい女優がアクションをしていれば... 続きを読む

  • 大河ドラマの質が落ちたので、プレミアム版。
    意表をつく配役に、がっかりな配役も。
    体の使い方には不満あり。
    最後の暗殺計画は不要。
    シーズン2も見よう。

  • 綾瀬はるかの太刀がうまい!

    腕を大きく振るう太刀がとてもいい。足もバランス良く使った動作がとても躍動感があって良い。
    構えた形もすごく良い。癖のないきれいな戦いがみていて清々しい。
    吉川晃司の体の大きさがとても良い。
    全体的に画面の色が暗すぎる。服の生地の質感があまりわからなくて残念。東出昌大の演技は相変わらず残念。。。清史郎くんの演技相変わらずうまい。

    綾瀬はるかのドラマ失敗ないけど、これどーかなー。
    ちょっとダラっとした感というかまとまりがあまりないけど。
    期待している!

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