シン・ゴジラ音楽集

アーティスト : 鷺巣詩郎 
  • キングレコード (2016年7月29日発売)
4.22
  • (16)
  • (13)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 114
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988003490478

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画の備忘録に失礼しますよー。
    8月6日。地元を離れて大阪の映画館で鑑賞。
    すっ、、、、、、っっっごくよかった!見てよかった!
    ゴジラによる街の破壊パートと、「日本のいちばん長い日」並みの会議パートが交互に。
    会議パートはエヴァ式に素早いカット割り。そうそう。これが庵野だよ。
    そして登場したゴジラは、え、幼虫……?
    これが蛇腹の合間から血を噴出して可愛いんだ!(語義矛盾か……?)
    ここで萌え感情をつかまれてからは、日本政府を応援すべきかゴジラに憐れみを抱くべきか、引き裂かれてならない一時間程を過ごした。
    石原さとみがみょうちきりんな言葉を弄しても、最終兵器吸い飲みが見た目どうであろうと、いいんだ、絵柄の素敵さがあれば。
    たとえば、そう、在来線爆弾とか!!
    謎を持たせる、というか、ゴジラ→巨神兵→使徒、という明らかな目配せも、もはや庵野節と見做せば考察の手間もない。
    あーいい経験だったー! この一言で、よい。
    素敵な俳優さんも目白押しだったが、高橋一生さん、初めて知った。

  • ※映画の方の雑多な感想です

    8月上旬だったか、わりと封切直後に1回目観て、9月に2回目観た。

    1回目はですね、「俺の実日子が!!俺の実日子がぁっ!!」って感じ。
    いやーもうね、市川実日子はOlive時代から好きなんですよ。実和子じゃダメなんですよ、実日子なんですよ!!
    言うわりに大してチェックしてないけど笑、前作『キューティーハニー』はメガネ実日子見たさに当然劇場で観ましたとも。
    『レンタネコ』も、「あ〜、ダメな方のスールキートスって感じだなー……ていうか猫と実日子って誰得なんだよ……俺得かよ……」などと思いながら観ましたとも。
    後輩が好きで見せてくれたラーメンズの映像作品でもめちゃくちゃかわいかった。
    でも、一番興奮したのはだいぶ前のユニクロのCMで、実和子&実日子、片寄&ショコラで出てた時でした。

    そんな俺の実日子が、ほぼスッピン?で出てたのを見て、「あぁ〜さすがに老けたなぁーでもそこがまたよい。。」という……。
    あと石原さとみが『進撃の巨人』と併せて最近斜め上の突き抜け方をしてるからよい。昔、皆が宮崎あおいちゃんや長澤まさみちゃんが好きだって言ってた時に、「石原さとみがかわいい」って言ったら孤立した。
    (しかし最近、朝ドラの再放送で昔の石原さとみを見たらすげ〜ブスでびっくりした笑)

    あとは当然、カットの速さと牧博士に泣く。本家の牧博士や市川崑よりだいぶ速いんじゃなかろうかとは思うけど。

    そしてOPの東宝スコープや、「ドドーン!」のSEがいつものウルトラマンだったり。

    俺の嫌いなギャレゴジをちゃんと抹殺してくれる作品でほんとによかった。

    9月、2回目。
    カットの速さもあるけど、テロップやセリフの情報量が多いのでよりそう感じるんじゃないかと。1回目よりは落ち着いて観れた。

    今年公開された『シン・ゴジラ』と『君の名は。』、このふたつに共通してるのは、いわゆる「セカイ系」をようやくちゃんと乗り越える作品が出来たんだなあということ。その原動力になったものは、皮肉にも震災だったこと。

    それと、最近よく感じるキーワードとしては「アナログへの回帰」。カセットテープなんかも流行ってたけど、そのキーワードを意識して見るとまた発見があると思う。
    『君の名は。』だと○ー○が使えなかったり、『シン・ゴジラ』だと牧博士の○り○とか。

    余談だけど、師匠が平成VS.メカゴジラ(ラドンやベビーゴジラ出る、内容としてはつまんないやつ)のテーマ曲が大好きで、車に乗せてもらうたびにかけて僕に聴かせるんだけど、「『シン・ゴジラ』の一番最後にメカゴジラのテーマ使われてたね!!」って電話で言ってきたのには若干萌えた。

  • この映画のために作曲されたものや既存の音楽もふんだんに使われているので、タランティーノのような選曲の良さを感じました。

  • 宇宙大戦争もえる~~

  • 劇場のあのシーン,このシーンが思い起こされます!ライナーノーツもいいです。

  • 映画見た。すげえ。

著者プロフィール

1957年生まれ、東京都出身。78年、ザ・スクエアのキーボーディストとしてデビュー。79年にはリーダー作『EYES』を発表。80年代からは作・編曲家として多方面で活躍。アイドル歌謡曲をはじめ、『笑っていいとも!』の音楽や、中央競馬場の入場ファンファーレなども手がけた。90年代以降はロンドン、パリ、東京の3拠点で活動。オーケストラ/ブラスをふんだんに採り入れた重厚なスコアは氏の代名詞とも言える。また現代を代表する劇伴作曲家としての顔も併せ持ち、『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』などの庵野秀明監督作品の他、『ベルセルク』『進撃の巨人』なども氏のペンによる。直近では映画『シン・ゴジラ』の音楽を担当した。著書に『鷺巣詩郎 執筆録 其の1 および、壮絶なる移動、仕事年表』(DU BOOKS、2017年)がある。

「2018年 『鷺巣詩郎 音楽と世界 執筆録 其の2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×