硝子の太陽R ルージュ 警部補 姫川玲子 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ちょっとアンフェアな感じ。主人公が六角さん風ですな。

  • 姫川玲子シリーズ。なんだけど、今作は、ジウシリーズで活躍した東警部補と
    歌舞伎町セブンがちょっと関わっている物語。
    なお、東警部補視点では『硝子の太陽N ノワール』として刊行されている。

    捜査一課に戻り、昇進して同じく主任となった菊田とも同じ班になった姫川。
    旧姫川班のメンバーたちを懐かしみつつも、新たなメンバーたちとそれなりに
    うまくやっていけるようになってきた。

    そんな姫川たちは凄惨な一家殺人事件の捜査を行うことになるのだが、
    捜査は膠着状態のまま時間だけが過ぎていく事態に。
    さらに、つかみかけたきっかけとなる人物も殺され、別の特別捜査本部が
    立つことになり、姫川たちは手を出せなくなるのだが・・・


    うーん、前々作『ブルーマーダー』の時ほど面白くは読めなかったかな。
    事件自体もさほどびっくりする展開でもなかったし、前々作に比べると
    主要人物たちの心情描写も軽めだったからね。

    あと、別の特別捜査本部の方の事件、結局どうなったんだろ?
    これはノワールの方を読まなきゃいけないのかな。
    ガンテツvs東警部補の展開なのかなー。

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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