アクション リーディング 1日30分でも自分を変える“行動読書” [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 1. 読んだ日付
    2020/6/19

    2. 本のタイトル
    アクション リーディング 1日30分でも自分を変える”行動読書”

    3. この本を読んだ目的・ねらい
    効率的な読書方法を知りたい

    4. 読んでよかったこと、感じたこと
    ・受け身でなく、学びを自分の生活に活かす「攻めの読書」を実践すること。
    読書時間を制限し、効率良くインプットする。そして、紙に書いたり・人に話すなどのアウトプットで自分の行動に良い変化を起こすことが大切。
    ⇒本をただ読めばいいと受け身的な考えがあったので、「学びをどう生かすか」という攻めの姿勢で本と向き合う必要があると感じた。

    ・小説は「心のひだ」を増やす。他の人の考え方や気持ちを知ることで、感受性を豊かにし、人間力というリーダーシップに大切な要素を身につけることができる。
    →「小説は読むべきなのか?」と半信半疑な所があったが、小説の必要性について腹落ちできた。

    ・今まで読書量が足りなかった人は一旦たくさん(300冊程度)読むことを意識すること。その後は週一程度で良い。
    →自分は圧倒的に足りていないので、他のことよりある程度優先して良書を読む。良書とはロングセラーになっている本である。司馬遼太郎やアドラー心理学に関する本等の「ロングセラー作品」は是非人生の糧になるので、読むようにする!!

    5. この本を読んで自分は今から何をするか
    ・読書からの学びをアウトプットし、日々の仕事や私生活に生かす!
     ※アウトプットフォーマットは「チャレンジシート」の項目を網羅する
      (このレビューのフォーマット)
    ・「自己啓発本」だけでなく、「心のひだ」を増やす(感受性を豊かにする)
    「小説」も読む!
    ・空き時間は「ロングセラー作品」を読む時間に充てる。(特に早朝)

    6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか
    ・1週間に最低1冊ペースで、3か月後(9/20まで)には12冊のレビューを書く。
    (小説 4冊、自己啓発本 8冊)

  • Kindle
    P 58
    新しい仕事・分野に取り組む場合、また、営業やコンサル的な仕事をされている方は顧客が決まったところで、すぐ 10〜 15 冊 ほど、その相手の業種や仕事に関連する本を読んでおくのはお勧めです。
    P 298
    本を読めば、知識を詰め込むだけではなく、それを幅広い方向から見て、吟味して、理解することができます。これができると、全体観を持ってバランスよく物事を見ることができます。
    P 311
    会社の仕事についても同様です。  私が見ているなかでも、視野が広い人であれば、社長方針あるいは部門長方針を聞いて、自分の仕事を全社最適の観点から考え、行動を起こすことができます。 二歩も三歩も先を見て、最も効果的な手を打つ ことができるの
    P 322
    素晴らしい洞察を持った著者の本を読むと、深い知恵にふれて賢くなった、いいことを知ったという以上に、「自分は本当にまだまだだな」 と痛感できます。自分の身のほどを思い知らされます。それが成長の糧になります。
    P 432
    人間の脳は知的好奇心を刺激されるとやる気になる構造をしているそうです。 したがって、直感的に「面白そう」と思ったものを手にとり、読んでみるというのも、やる気を出したり、前向きになる一つの方法です。
    ⚠️ 451
    本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、 というふうに考え方・位置づけを変えるのです。
    P 481
    読書の優先順位を上げると、「好循環」が始まります。  好循環というのは、 ① 意識して読書などで仕込みをしておく ② 結果として、仕事上で、できなかったことができるようになる ③ その結果、前には与えられなかったチャンスが生まれる ④ 自信ができて人に積極的に相談することが増え、視野が確実に広がっている ⑤ その結果、前より仕事ができるようになり、読書もさらに役立つ
    P 641
    30 代になるまでに300冊、それ以降は1年に 50 冊程度読めればいいと思います。
    ⚠️ 647
    それ以上読める、もしくは、読んでいるという方は、 ① 本を読む時間を少し減らして、もっと優先順位が高い仕事ができないか? ② もっと他の情報収集(ネット、展示会、勉強会、人に会う)ができないか? ③ もっと他の、感性を豊かにする活動ができないか? ④ もっとプライベートを充実できないか?  などを考える余地が十分あると思います。
    ⚠️ 657
    必要なだけ読んで、後は「現場」で、実際の自分の行動や判断力を磨いています。本を読んだ知識をもとに、人に会い、より深い知見を得ようとしています。  本を読むこと自体を目的とせず、成長のきっかけにしたほうが、より自分を磨くことができるのです。今度は、 いかに本から自分の行動を変えるか、が大事です。
    P 952
    活用するための読書術⑦ わからない部分があっても、 戻って読み返さない
    P 1,018
    好奇心と問題意識に基づいて本を読んでいるかどうかにかかっています。
    P 1,023
    問題意識を維持させるには、 読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手にとったのか」を明確にしておく必要
    ⚠️ 1,034
    一番いいのは、 意識の高い人にときどき会い、機会があれば何か一緒にやらせてもらうこと です。同じプロジェクトに参加することができればベストですが、そうでなくても、数か月に一度会って、色々話を聞くことができると大変刺激になります。人のエネルギーレベルには大きな差があり、すごい人は本当にすごいです。私はマッキンゼー時代によくこの方法を使っていました。明らかにすごい同僚、先輩を食事に誘い、刺激を受けるというやり方
    P 1,041
    このどちらも、実践していると、いつの間にか、自分もエネルギーレベルが高くなり、だんだんと人に頼られるほうになっていく、という点が重要です。つまり、人に頼っているうちに刺激を受けて成長し、それなりにエネルギーレベルが上がり、自分でどんどんリードする側になり、ついには頼られる側になっていく、という成長ステップがあるということです。
    ⚠️ 1,060
    人に会ったり、初めての場所に出かけたりすると、興味・関心が急激に強まり、かつ広がっていきますね。 それをさらに本で広げてあげると、より深い知識が身につきます。 すると、仕事の幅が広がったり、自分の行動範囲が広がり、好循環が生まれます。
    P 1,092
    まだ土曜日も半日ある」と思うと、気が大きくなって本当は優先順位の低いことに時間をかけてしまい、後悔し
    P 1,119
    2.ブログを書く  目の前の仕事に埋没していては本当に大きな仕事ができません。何か外部に発信していく必要があります。
    P 1,148
    読書を行動につなげる② 読んだらできるだけ人に話す。 会話のトレーニングにもなる
    ⚠️ 1,205
    読んだら「チャレンジシート」に 書いて宣言し、実行する
    P 1,275
    読んだら、ブログに書く
    P 1,290
    たとえば、タイトルについては、その本で一番印象に残ったことを入れておきます。その後、それにつながる話題を小見出しとして4〜5項目ほど置き、説明を入れてアウトラインが終わる、といった具合です。
    P 1,297
    この方は、素早く書くために大事なこととして、次の四つを挙げています。 ・自分の心が大きく動いたテーマを選定する ・おおまかな流れを事前に作っておく ・豊富な具体例を使う ・タイマーをセットして自分を追い込む  これで、3000字の文章が、誰でも 30 分で書けるようになる、というわけです。
    P 1,310
    素晴らしいと思った本は、再読時に全ページ読みます。 記憶がもちろん残っていますので、かなり速めに読めます。黄色のラインマーカーで線をたくさん引いてあるので、そこはよりはっきり目に入ってきます。   そこまでではない本は、線を引いたところだけを読んでいきます。 折った耳をたどっていけば 10 分かからずに読めます。
    P 1,591
    自分が読むべき本を見つけるには、自分が 5年後にどうなっていたいかの目標を立て、そこから遡って考える 必要があります。
    P 1,614
    このように、5年後にどうなっていたいかの目標を立てることで、どういう本を読むべきかはかなりはっきり見えてきます。そういった本を数冊読むと、自分のなかで、今後どうしていくべきかという仮説がよりはっきり見えます。それにより、さらに読み進めたり、あるいは方向を少し修正したりすることができます。仮説の立て方に慣れていない方が多いかも知れないので、順を追って説明しておきます。
    P 1,618
    1.「こうかな」と思うことをまず仮置きで決める  仮説に慣れていない方はここを躊躇されるようです。ただ、どちらに向かうべきかいったん決めても、その後、方向修正をすぐしますので、極論を言えば、何でもいいので決めれば大丈夫です。  決めないでいるほうが前に進めないので、思い切って「こっちかな」と言い切ります。最初はすぐ決めてしまいます。慣れていなくても数分以内に考えてみてください。「え? 数分で?」と思われたかも知れませんが、お昼に何を食べようか、くらいの感覚で十分です。  たとえば、「社内の英語力を高めたい」と思ったときに、まず、英会話スクールの費用を補助する制度を社内に作ったらどうかと考えたとします。
    メモここ自分では弱いところだな。意識的にファーストステップのハードル下げ

    P 1,625
    2.仮置きで決めた内容がそれでいいか、もう一度検討する  その上で、今決めたことが本当にそれでいいのか、もう一度考えてみます。自分が何をやりたいのか、そのためにはどうすればいいのか、ですね。
    P 1,628
    全部がだめになることはほとんどなくて、考えていたことの一部を少し修正することがほとんどです。
    P 1,632
    3.さっと情報収集して仮説を確認する
    P 1,635
    ネットで検索して関連しそうな記事を 20 個ほど読みます。時間的には 20〜 30 分です。読んだ記事はまた参照することがあるので、URLを保存しておきます。私はテーマごとにフォルダを作り、こうやって調べた記事に関してURLのショートカットを置き、ファイル名の最初に日付を、その後に記事タイトルを入れるようにしています。
    P 1,644
    4.できれば詳しそうな方の話を聞く  ネットでの情報収集に加え、この方面で詳しそうな方が数名思い浮かんだら、すぐ連絡し、会ってお話を聞きます。
    P 1,652
    5.仮説を修正し、いったん確定する  そのアイデアに基づき、元の案にとらわれずにこうしようと大胆に仮説を修正します。情報収集もした上での仮説修正なので、かなり正しいと思われるので、これでいったん確定します。
    P 1,657
    ここで導いた仮説に基づいて、本を何冊か読み、行動に移していくとまた新たな発見があります。このレベルになると、行動して手応えを感じるほうが大切になります。どんどん実践に移してください。
    ⚠️ 1,660
    情報感度を高める7つの習慣
    ⚠️ 1,668
    1.忙しくても普段からの情報収集を欠かさない  目標を定めて頑張っていたはずなのに、忙しいとつい忘れてしまい、そのままピークが過ぎても元に戻れなくなることが起きがちです。その意味で、どんなに忙しくても淡々と体系的な情報収集を続けることは大切です。 2.何にでも自分の意見を持つようにする  日本では、自分の意見を持つことがそれほど重要視されていません。ところが、海外では、自分の意見を持っていない人は、きわめてまずいと判断されます。ほぼアウトです。
    ⚠️ 1,676
    3.その意見をあまり遠慮せずに人に言うようにする  意見を持ったら、あまり遠慮せずに人に言うほうがいいです。
    P 1,683
    4.結果が今一歩でも気にしない
    P 1,695
    5.やる気を注入、補強する手段を持っておく
    P 1,711
    7.自分にはこれができるという自信をなるべく持つ

  • 1.この本を読んだ目的
     やみくもに読む読書の仕方を変えたいと思った。効果的な読書方法を学ぶため。

    2.よかったところ、印象に残ったところ
     ・本は読めばいいというわけではない。1000冊ほど読んだらそれ以上は時間をかけても効果が薄い。月4冊を目安に攻めの読書をして、行動に移すことが大切
     ・本は読みながらノートを取らない。読み終わったらチャレンジシート(このテンプレ)にまとめる。数ヶ月後行動できているかフィードバックまで行う。チャレンジシートを書くときも本は読まない。まとめる時は0秒思考のように、思いつくままに書いていく。
     ・30代になるまでに300冊、半分は小説が良い
     ・感度を高めるためには情報収集が大切。Googleアラートに単語を登録しておいて、毎日該当記事を受け取る

  • ・感想
    関係書籍を10冊以上ざっと読むこと。
    読んだらその場で思い浮かんだことをさらっとまとめること。
    本を積読させず買ったらその日に読むこと
    など読書することがどんなメリットが出るのかを分かりやすくまとめた書籍。
    とにかく本や記事を読もう!知見を貯めよう!
    ・Todo
    月10冊以上の読者。
    読んだらその場で感想投稿。
    気になる箇所は線とメモ。
    読んだらその後に学びとして何を行うのかを書く。

  • 内容的には他の読書系の本と重複しているところが多いように感じた。
    感性を磨くために小説なども読むとよい(半分程度)はこの本ならではの主張と思う。
    また、単純だが専用の読書後のまとめシートがあり、それの具体的な使い方(振り返り方)なども紹介されていたのもよいと感じた。

    記憶に残ったこととして下記のことがある。
    読んだらすぐにアウトプットする。
    ブログなどにアウトプットすることもよい。
    本を読む前にその本に対する期待を明らかにできるとよい。
    全体を読む必要はなく、必要となる箇所(行動できる箇所、行動に移せる箇所)を読む。
    重要な箇所などは黄色マーカーで引く。(黄色だと印刷時に潰れない)
    読書後に行動に移す項目を書いて、実行できたかなどを振り返る。

  • 本を読んでも、いまいち身についている感じがしない。もっと身につく読書の方法ってあるのだろうか?ということが知りたくて読んだ。

    「0秒思考」で有名な著者。この著者の本を固め読みしているが、テンポが良く読みやすい。またワークショップ本として、具体的な行動に落とし込む方法を紹介してくれるところが信頼できる。

    ◆特に印象に残ったところ

    1.本の読みすぎは良くない。次から次へと本を手に取るな。本を読む時間にかける半分の時間をアウトプットにあてたほうが効果が大きい

    2.一冊を集中して読め。併読すると、最初の方を忘れたりする

    3.なぜこの本を手に取ったのかを考えると頭に入りやすい。問題意識さえあれば、人はどんどん進化できる

    この本の1.の教えに従い、ブクログを始めてみた。効果があるといいなあ。

  • 効率的な本の読み方を身に着けたいため、読んでみました。

    本は目的意識を持って読み、得た内容を行動につなげることが大事ということを学びました。

    この本の影響で、紙の本に線をひきながら読むようになりました。本に直接書き込むのは最初度胸がいりましたが、感銘をうけた表現を探す意識が働いてよいと感じています。
    5段階評価やチャレンジシートも実践をしはじめました。

    この調子で少しずつ、本の内容を実践して、行動につなげていくことを意識していきたいです。

  • 仕事で必要になる情報を効率よく得れればいいんじゃね?みたいな感じにも受け取れる内容。
    あまり自分には今のところ必要ないかなって気持ちになった。
    すごいサクサク読めるので最後まで読んだけど、あんまり心には残らない。

    とりあえず、読む対象の本として認識した時に「なぜこの本を読もうと思ったのか」をメモしておこうという気持ちになった本。本当に、なでこの本読もうと思ったんだったかなぁ....

  • 積読が多いのでどうやって消化していくか参考にするため読んだ。
    私は他人を察したりするのが苦手なので「30代までに300冊読む。半分は小説を読んで違う人の人生を学ぶ」はたしかになあと思った。
    "積読は結局「そのとき必要じゃなかったから」積読になっている、時間を決めて「読まないよりマシ」の勢いでガッと読んだほうがよい。"という言葉もそのとおりだなと思った。
    読後にメモを作って整理したり、仲間を募って読書のモチベーションを保っていく戦法は取り入れていきたい。

  • 普段の読書との接し方を色々考えさせてくれる良書だと思って途中まで読んでいたが、途中で、読書をしない人を一方的、かつ非論理的に馬鹿にするようなことが書いてあり(具体的には、人の気持ちが分かるようにならないとか、コミュニケーション力が付かないとか、仕事ができるようにならないとか)、最後まで読みはしたが、書いてある内容をそのまま受け入れようという気はなくなった。

    読書のメリットを語るのは分かるが、読書をしない人を見下すようなことを書く理由が理解できない。

    もし仮にそれを正しいと信じているのであれば、せめて論文なり、客観的な根拠を示してほしい。風が吹けば桶屋が儲かる的な適当な言葉遊びで書いてよい内容ではない。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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