海の見える理髪店 (集英社文芸単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 阪急電車みたいなほっこりストーリーではなく、ちょっと切ない系ですが、全て良い作品ばかりでした。
    荻原さんは長編も面白いですが、短編の方が好きかも。

  • プロットは平凡。でも、最後までこんなにドキドキと読ませる本は初めて。

  • 久しぶりの萩原作品。表題を含めた六つの短編集。短編それぞれに引き込まれるポイントと結末があって面白かった。冒頭の表題作は是非二度、読み返して欲しい。

  • まず、電子で買ったので、短編集だということを知らなかった^^;

    タイトルの短編は期待通りの作品だったが、他は深みはなかった。

    ちょっと残念。

  • それぞれ、一人一人に人生あり。

  • 表題作はさすがにうまいなあ、と感じた。特に後半。どんでん返しに至る伏線の貼り方もさすがだと思った。
    短編集としてはどうだろうか。どれも重い問題をテーマにしているので、少し痛々しい部分も多いかな、という感じだ。

  • 第155回(2016年)直木賞受賞作。心にじんわり沁みてくる家族をテーマにした短編集。どの作品も、人生の紆余曲折がにじみ出ており、登場人物の心理描写が秀逸。
    特に、理髪店の店主と、最初で最後の予約を入れた客とのやり取りが描かれている表題作「海の見える理髪店」が良かった。最後にはっとさせられた。

  • 直木賞受賞作。6つの短編からなる作品集だが、一つ一つの作品が静謐な味わいを持っており、素晴らしい作品。

  • あったかい話と思いきや
    なかなかエグみのある短編集。

    読むコンディションとタイミングを誤ると
    感情移入してダメージを食らいそう。

    表題作は良い話。
    「空は今日もスカイ」は印象的な話。
    「成人式」は重松清っぽい作風。

  • 2017_06_20-58

  • 2017/2/6 No.4

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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