悩みどころと逃げどころ(小学館新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 20161103読了

  • 噛み合うような噛み合わないような。
    同じ方向を向いているが、目指す場所は違うような。

  • 著者の本(2人共)は読んだ事がなかったけれど、イケハヤ氏が絶賛していたので読んでみたがとても面白かった。
    対談形式の本であり、学校は必要か否か、結果と過程どちらが重要か、など二人の意見が違うところもあり興味深かった。
    確かに学校で教わる事は社会的平均的な人間を作ることであってその枠から外れることを良しとしない傾向にある。個性が重要だとか言うけれど結局枠から外れたものは異端視され迫害されていく。
    結局社会としては自分たちの既得権益を脅かさない程度のアイデンティティしか認めていないようだと感じた。いつの時代も変化をもたらすものは最初は忌み嫌われる事が多いような気もすると改めて考えさせられた。
    本書の末尾にあったように答えを与えてくれる本ではなく、考えるきっかけを与えてくれる本である。
    一読の価値あり。

  • なんで格闘ゲーム界のスーパースターウメハラと、ちきりんが対談しているのか疑問に思った。まったく接点のなさそうな2人が何故、そう思って読み始めた。

    一見すると似ている部分が無さそうな2人だが、学校教育に疑問を感じているという共通項があった。要領良く学校教育をクリアーしてきたちきりんと、落ちこぼれウメハラ。対極のような2人だからできた、奇跡の対談。

    足掛け4年をかけて対談したという超大作。全ての日本人に送る指南書だ。

  •  社会派ブロガーの通称ちきりんさんと,格闘ゲームチャンピオンの梅原さんの対談というんで,これは珍しい組み合わせだ…と思って,本書を手に取ったわけではありません。
     わたしは,本書を読むまで,このお二人のことは全く存じ上げませんでした。
     では,なぜ,手に取ることになったのか?
     5年生のクラスで「新聞記事を切り抜いてきて,自分の感想をつけてくる」という宿題がありました。その宿題で,ある子が,本書の書評を選んできたんです。で,その書評と子どもの感想を担任から見せてもらい,思わず,私と担任は「ポチッ」とした,と言うわけです。
     学校的価値観が,あまりにも画一的で,現実的ではないのに,いまだに信じられていて…そして,そのまま大人になって…活き活き生きている大人は,あまりいなさそう…な,この社会。
     お二人の考え方は,あるときは180度違うような気もしますが,突き詰めていくと同じようなことを言っているようにも思います。
     「こんな風に生きなさい」と言っているわけではありません。ただ,こんな風な生き方もあるし,それはそれで,おもしろいですよ。と教えてくれます。
     学校的価値観から脱却すれば,とても自由に生きられそうです。みんな,縛られているんだなあと思います。そして,私たち教員は,縛っているんだろうなあと,反省_(._.)_
     半径2mしか興味がない人と,半径2キロ以上しか興味がない人との対談はスリリングでした。
     ちきりんには大いに興味を持ったので,これからブログも本も読んでみます。

  • これから先、「これがオレの器で、この領分の中で頑張ろう」と確信できるようにいろいろ足掻いてみようと考えさせてもらえた。

  • 私もちきりんさんの書評を見て「勝ち続ける意志力」を購入し、感動した一人。この2人が対談している本書はほんとに貴重な本でした。
    2人の意見が全然違うのにお互い引かないので、読んでいてハラハラすることも多々。でも最後にはなぜかお互いの意見を理解している。いやー、すごいものを見せてもらってるなぁという気分になりました。

  • なんか目が覚めた感じ

  • やりたいこと?いい人生?そんなもんはくそ食らえ!考えろ!模索し続けろ!みたいな感じで(どんな感じだ)楽しい対談本。

  • 人世の岐路に立つ弟に読ませたいと思った。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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