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感想・レビュー・書評
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鳥人ファンタジーもの
なかなか切ない展開もあって苦しかった、好きだけど毒を持ってるから近づけないの悲しい…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
将軍×人外(鳥?)
美目麗しい鳥人、鴆-ジェン-。
毒物を好んで食らい、その羽根は毒を含むほど美しく輝く。
その姿に魅せられた人間は、鴆を飼い愛でることをステイタスとしはじめる。
鴆の飼育を生業としていた兄が、その毒で殺されてしまった将軍は遺された鴆を「殺すな」という遺言に従って世話をしはじめる。
途中までは、鴆の設定とその背景にただ圧倒されるだけで、人物たちの心の動きまで気持ちがまわりませんでした。
なので、一気に心情が入ってきた後半、まるで溺れるように二人の気持ちに浸されて圧倒されて。
いつのまにか読み終わっていました。
画力と描写力、圧巻です。
かなりの世界観、設定です。
でもそれを描ききっているところがすごいと思う。