鴆-ジェン- (CannaComics) [Kindle]

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  • プランタン出版
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  • 鳥人ファンタジーもの
    なかなか切ない展開もあって苦しかった、好きだけど毒を持ってるから近づけないの悲しい…

  • 舞台は中国で、元鳥飼フェイと毒をもつ鳥ツァイホンとの話。
    フェイの兄はこの毒鳥ツァイホンに殺されている。しかし上からの命令で武人フェイはこの鳥の世話を任される。兄を殺しただけあり、強い攻撃的な性格の鳥で手を焼くことになる。戦いの間に少しずつ世話をしていくフェイだが、ふいにある事に気づく。
    それからぽつりぽつりとツァイホンから語られる言葉から、本当のツァイホンの姿が見えていく…という様なストーリー。
    しかし毒鳥(ジェン)は羽の美しさを競う鳥である為。毒をもつ植物を食べ羽に色を纏っている。中国の架空の鳥を題材にしているのですが、中々見ない設定で、雰囲気があって良かった。


    初めは絵や慣れないストーリーで読み慣れなかった所もあるが、徐々に引き込まれ、後幾度か読み返す位嵌まった 笑。
    少し変わった作風、設定の為好みは分かれるかも知れないですが、中国や独自の風習、動物好きの方にはお勧めしたくなります。

  • ジェンは、毒を食べ、体に溜めて色にかえる妖鳥。猛毒持ちなので、人間は噛まれたら死んでしまいます。
    キスもできない、もどかしさ。
    番うためにどうしたか。

    短編の「いちばんりっぱな花になる」も良かったです。

  • きらきらしい? それよりうるわしい、かなぁ。

  • KUにて。モノクロなのに鮮やかな色が見えるようだった

  • 人外BLで久しぶりにこんなに切なくてラブラブなモノは久しぶりに読みました。
    良かったです。

  • 将軍×人外(鳥?)

    美目麗しい鳥人、鴆-ジェン-。
    毒物を好んで食らい、その羽根は毒を含むほど美しく輝く。
    その姿に魅せられた人間は、鴆を飼い愛でることをステイタスとしはじめる。
    鴆の飼育を生業としていた兄が、その毒で殺されてしまった将軍は遺された鴆を「殺すな」という遺言に従って世話をしはじめる。

    途中までは、鴆の設定とその背景にただ圧倒されるだけで、人物たちの心の動きまで気持ちがまわりませんでした。
    なので、一気に心情が入ってきた後半、まるで溺れるように二人の気持ちに浸されて圧倒されて。
    いつのまにか読み終わっていました。
    画力と描写力、圧巻です。

    かなりの世界観、設定です。
    でもそれを描ききっているところがすごいと思う。

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