総理 (幻冬舎単行本) [Kindle]

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著者 : 山口敬之
  • 幻冬舎 (2016年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (142ページ)

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総理 (幻冬舎単行本)の感想・レビュー・書評

  • 安倍晋三と16年間接し、時に政治の重大決定の場に同席した政治記者による安倍晋三人物伝および総理大臣の仕事論。

    あまりに近い著者と安倍総理との距離に、内容の中立性が気になる。が、それを差し引いても総理大臣の心構えや覚悟を公にしたことに大きな意味があるだろう。一度最悪な形で総理職を投げ出しておきながら、再び返り咲き、アベノミクス、集団的自衛権、原発問題、消費税増税などの難題に挑み、政権を長期にわたって維持する安倍総理のバージョンアップした凄さを改めて感じる。

    そんな安倍総理を支えるのが、麻生太郎、菅義偉、そして亡き中川昭一。お友達内閣と批判されたこともあったが、孤独な総理職にあって、盟友はやはり必要だ。特にお互いに総理大臣の祖父を持ち、敵にも味方にもなった麻生太郎の存在がここぞという場面で光る。

    本書の最大の見せ場は消費税増税をめぐるドキュメンタリー。安倍総理の増税先延ばしと解散総選挙の決断、財務省の抵抗、板挟みの立場となった麻生財務大臣。こうしたドラマがあったことを知ると、政治に俄然興味がわく。

    国民として一国の総理大臣を叩くも、褒めるも結構。しかし、批評の判断材料を増やすため、総理大臣の仕事ぶりを知っておくことは必要だ。

  • 麻生さんの男気。

  • 非常に面白かった!
    記者(著者)と政治家が、これ程までに近い距離感で接していることに驚き、また重要な政治的意思決定の裏側にあるやり取りに興奮しつつ、一気読み。
    第一次、第二次安倍政権/安倍さん、麻生さん、菅さんを中心に書かれています。特に安倍さんと麻生さんのやり取りには、損得勘定を抜きにした、人として互いを心から尊重した関係性をうかがうことができます。

  • 安部総理を通して政治がみえてくる。世界の中での日本、そして日本の政治そのものの。

    もちろんこれはごくごく一部のことを、ごくごく一つの物事の切り方で捉えた本であることを忘れてはいけない、が政治に対する興味、安部政権に対する期待とともに芽生えてしまった。

    特に安部政権がなぜ今高い支持率を得て、地道、実直に政を進められているのか、これまでの政治と社会の変化からの説明はとてもわかりやすかった。

    日本のためにも、総理は、意味のある事にその全ての精力を傾けてもらいたいところであるが、時々みる国会の野党からの質疑など結構内容が酷い。もちろん野党は与党に対して厳しく、正しい政治であるためにチェックはしていくべきではあるが、ただの足の引っ張り合いをやりたいならまったく国益に反する。与党、総理以上に全身全力で練った質疑を行って欲しい。

  • 総理番記者というのが凄くわかる。
    結局は人間力なのかな

  • 安倍、麻生、官、与謝野ら政界の要人と密接な関係を築き、時に政局の最先端に立ち会った記者の目から見た安倍政権と政治。表情が目に浮かぶようなリアリティで政治の中心を垣間見ることが出来る。

  • 安倍宰相の敏腕ぶりが感じ取れる本。全体的に安倍首相の策略に対し、肯定的見解が見受けられる。
    財務大臣を歴任せず増税できたのは、安倍首相のみという点で実力派だということが如実に理解できる。
    アメリカに対しても民主党に変わり疎遠でドライになりつつあった関係をここまで戻したことは素晴らしいと改めて感じることができた。

  • ここ最近読んだ本ではもっとも面白かった。安倍総理や麻生副総理の関係、今の政権がどのように動いているかが良く分かる。ジャーナリズムとは何かを改めて考えさせられる一冊。かなりおすすめです。

  • “総理大臣とは「どす黒い孤独」を背負わねばならない” こう話す、首相経験者の麻生と、現在この役割を負う安部。 二人の無二の関係性や、政権の屋台骨を支える軍師 菅の凄みを、近過ぎると言われた距離感で政治記者が綴る。 安倍さんは最初の政権を“投げ出した”印象が強く、支持をして来た政治家では無い。この本を読んで、その理由とその後の盤石さを得た事情を知るに置いても、私的な評価が完全に覆ったとまでは言えない。だが、それでも良い。大衆に迎合する事だけが名宰相の評価では無い。評価が分かれてなんぼ。

  • これ、滅茶滅茶面白い本なんだけど、安倍氏ね的な人に是非読んで欲しいよな。そういう手合いからこの方やたら攻撃されてるけど、筆者が述べているように要するに皆、自分のイデオロギーを個人攻撃にすり替えているだけで。

  • 政治記者、渾身の一冊と言っていいだろう。第一次安倍内閣退陣の内幕から、中川昭一の死、東日本大震災を経て第二次安倍内閣の組閣、外交展開などについて、安倍、麻生らに非常に親しい記者の立場から見聞きした様々なエピソードを通して、彼らのポリシーや思想を浮かび上がらせる。

    報道バラエティと化した日本のジャーナリズムからは、永田町の中枢にいる政治家(与党、野党とも)が、どういう価値観で、何を考えて法案を提出しているのかは、なかなか知ることができない。石破茂のように政治家本人が出来の良い本でも書いてくれれば話は別だが、さもなければ、このように政治家と個人的に親しくなった政治記者が良質なドキュメンタリーを書いてくれるかだろう。

    著者の山口敬之は、元 TBS の記者で、退社を機にこの本を書いたという。これだけ与党に食い込んだ凄腕記者が TBS に居た(というか、これだけの記者を抱えながら、ロクな政治報道ができない TV 局があった)というのは驚きだ。

  • 元TBS政治記者が書く、安倍晋三と側近政治家の姿
    著者は第一次安倍政権での総理辞任を麻生太郎からリークされ、中川昭一の未亡人から夫に戒名を付けてくれと頼まれるほど与党政治家と親しいそう。
    その独特の経験から安倍晋三本人、そして麻生太郎との個人的な関係を元に、彼らが政治家としてどのように振る舞うのかが描かれ、政治はわからないけど政治家がわかる、という感じの本だった。

    安倍晋三、麻生太郎、菅義偉といった安倍内閣の中核メンバーからの目線で政治が語られていき、よくある政治の書籍のような政策がどうあるべきかという議論ではなく、むしろ、政治家が一旦決めた事を、官僚などを動かしてどう実現するかという労力の方が詳しく描かれている。

  • 安倍総理、麻生副総理、菅官房長官を中心に、第一次安倍政権崩壊から第二次安倍政権発足に至るまでの経緯を、彼らの言動に間近に接してきた政治記者が本人たちの許可なしに本にしてしまった。
    会話に臨場感があり、彼らが本当に一生懸命政治に取り組んでいるのが分かる。安倍総理は東日本大震災の後、マスコミにもそれを公開することなく被災地訪問をしていたと知り、売名ばかりを考える政治家が多い中、こんな政治家もいるのだと感動してしまった。
    私は少々安倍総理贔屓かなということも自覚はしているが、それにしてもこの後に総理を任すことのできる人材がいないことが心配だ。

  • 安倍首相が1回辞任後再登板、現在の長期政権をどの様に築いてきたか、の舞台裏。筆者はTBSの記者らしいが、どうやってなのかまあ安倍-麻生ラインに食い込んでいる模様で、舞台裏で何があったのかがかなり詳細に描かれており非常に興味深く読めた。麻生太郎が格好良過ぎる。

  • 新聞やラジオでも紹介されていて、話題の本だったのでKindle版で購入。
    一方的な安倍政治追従本かと思いきやかなり客観的で
    政策もさることながら、その政権中枢の人たちの人となりも詳しく書かれていて
    本当におもしろかったですね。
    すごく難しい決断もすっごく人間くさい部分で決まってきて
    それが外交もしかりという点、これを読めば政治って全然難しいものじゃない
    そのとっかりとして素晴らしい本だと思いました。

    あの日、あの時、どうやって総理は決断したのか、この本はその本質を
    真っ向からとらえた本です。

  • 【162冊目】ふーん、という感じ。

  • 出張の飛行機内にて読了。読み易い。内容的にはまずまず。

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