逃げるは恥だが役に立つ(7) (Kissコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 契約結婚から実際の結婚となって混乱してしまっているみくりにとって、何も聞かず泊めてくれる百合ちゃんの存在はすごく大きいですね! 家事労働の適切な報酬とは何なのか考えさせられます。

  •  結婚の話になったときに、すぐ結婚しないのが流石ですね。そこで、もう1回立ち止まったのが、作品に深みを出したと思います。

     後書きで、この作品を仕事ものとして読んでいるか恋愛ものとして読んでいるかで感想が違うというのがあって、なるほどと思いました。私は完全に恋愛もので読んでました(笑)。

     二人が、いろいろな場面で創造的なのがステキです。津崎さんは転職の場面で、みくりは八百屋さんとのかかわりで、きらきら輝いています。

     後書きにドラマ化が決まったことが書かれていました。この時点では、まさかあそこまでのブームなるとは、想像していなかったでしょう。そう思うと、何だか不思議です。

  • 読了。雇用を作る人が、一番偉いとあった。後書きに名越康文の言葉だとあった。やはり辺境ラジオファミリーだ。

  • 面白い!深い!胸に刺さるセリフ、励まされるセリフが多い!飽きさせない!すごいマンガだ!

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  • 平匡さんの成長回。外へ外へと世界が変わっていったのはきっとみくりがいたからなんだろうなと思わせてくれて、ほっこり。恋愛面も「ムズキュン」よりも安定感がで始めたかなと。
    その反面ゆりちゃんの「女性の社会からの見え方」はだいぶ今の日本の深い闇を見ているような気分になってしまった。人生は色々といいつつ、人は皆社会からの見え方や一般的な考えとの折り合いを見つけながら模索して生きているんだな〜と考えて一人暗くなってしまった。

    また、仕事に対する考え方。沼田さんたちの「仕事が減っていく中で、他人に儲けてもらって自分たちも儲ける」これは新しい仕事を作るということだけでなく、世の中の仕組み全体がそうなれば、きっと「仕事」というものに対しての概念が変わっていくと思われる重要な話だった。
    その一方、やっさんが仕事を工夫すればするほど自分にだけ仕事が舞い込むから手を抜くようになった、と。辛い。社会のシステムが昔ほど働けば働くほどもらえるわけでもなく、特に女性の平均収入は年齢を重ねても伸び悩んでいる時点で、辛い。
    女性の方が比較的工夫して物事を並行する能力があるのに、それを家事でしか生かせられない社会。今後の日本の行く末にもつながることだなと思った。

  • 名台詞の嵐!

  • 作者の視点が面白い。
    今ありがちなことを羅列してあるだけでなく、一つ一つについて考えられているのでうなずけるところが多い。

    ヒラマサに関しては臆病なところが多くみられ、そのたびに「めんどくさ」などといわれているが、ミクリだってなかなかめんどくさいと思うのは私だけだろうか。
    ちょっと、そこが気になる。

    というよりも、ミクリに関しては彼氏がいっていたとおりえらそうなところがあるってことで当たっているって描き方なのかな。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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