- Amazon.co.jp ・電子書籍 (385ページ)
感想・レビュー・書評
-
スケールの大きなお話(考古学なので、そうですね)。
文明は繰り返される。
私達は優れた科学技術を持っている、と思っているかもしれない。
それは驕りであり、過去の文明のほうが優れていたかもしれない、ということは認めるべきだ。
過去の文明、そして今の私達の文明は、この先必ず訪れるであろう災害(たとえば、大型獣が食べ物を消化する暇もなく瞬時に冷凍されてしまうほどの災害)により消滅することは、これから起きるであろう事実として受け止める必要がある。
神話を非科学的なものとして、妄想として扱ってきていないだろうか、と筆者は言っている。
大洪水は本当に起きたことなのだろう。
地軸の反転もしかり。
過去の文明は、未来の文明に対してメッセージを送っていた。
大切なメッセージを。
彼らの立場で考えてみよう。
私達が生きてきた証拠、それは西暦で示したところで、新しい文明には伝えることはできない。もっとも正確な時計、それは地球の歳差運動だ。
この時計は、数万年単位の時を刻む。
(この発想はなかった。さすが。)
ピラミッドの通路から正確に見える星。それは何を意味するのだろうか。
ピラミッドに収められているものは?
南極大陸にはなにかあるね。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
巨石文明をめぐる紀行文。地軸変動により南極大陸がかつては温暖な場所に存在していた時代に栄えた文明により、エジプトのピラミッドなどが建設されたという仮説。多くの反対論者による反論がなされているが、旅をしながら編み出された妄想・想像だとすれば大したものだ。
最後の終末論の予想は余計か。 -
「神々の指紋(上)(下)」(グラハム・ハンコック :大地 舜 訳)[電子書籍版]を読んだ。実に二十年ぶりじゃないかな。
この手の考古学ミステリーは大好き。もし本当だったらと思うとワクワクするよね。読み物としては良くできてると思います。数字遊びはちょっと胡散臭くて無理があるかな。