スピリットサークル (6) (ヤングキングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 少年画報社
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 全6巻完結。ギャグとマジのバランスが絶妙で、ツンデレ要素もあって、なかなかの良作マンガだなと、くらいに思っていた1巻。そこから、怒涛のごとく毎巻ダイナミックにストーリーが展開していった。一気読みだった。巻を重ねる毎にファンタジーの色は濃くなり、最終巻はそれまでの集大成となる壮大な本格ファンタジーだった。
    絵の感じは好みが分かれると思う。私は正直あまり好きなタイプの絵ではなかったが、最後まで一気読みだった。それくらい強く引きつけられるストーリーだった。
    あと、今思えば「俺妹」の黒猫に似たキャラが出ている(ツンデレキャラもそっくり)ので、黒猫好きな人は別の意味でハマるかもしれません。

  • フルトゥナは多分、魂について知りすぎてしまったがゆえに、命についての感覚が人とずれてしまったんだろうな……。
    「現世で死んでも、また来世で縁があるでしょ?」とか思っていそうで。
    けれどそれが間違いであることは、本人が一番よく知っているんですよね。「やり直せるのはお前だ、おれではない」という台詞が本当にもう……。
    最後に過去生たちが協力するシーンが熱い! 憎しみに駆られていたフォンまで……。
    最終話の神っぽい存在は、4人の辿り着く先なのでしょうか。世界観がとても……とても好き……。
    最終話のタイトルの出るタイミング、そしてそのタイトルが……もう……たまらなさすぎる! 最高の演出だあ……。
    風大も鉱子も、この人生でやっと過去生の人生を救うことができたんでしょうね。
    すべての因縁から開放された先、彼らに幸がありますよう……

  • そんなに多くない巻数なのに、長いドラマを見ていたような気分にさせられる漫画だった。
    ちょうど先日中華街の占い師に見てもらったときに、「人にはソウルメイトというものがある。50〜100人いて、そのソウルメイトたちは生まれ変わっても近しい関係になる」と聞いたので、なるほどなぁと漫画を読みつつ思った。

    別に特定の宗教があるわけではないが、
    前世で仲が良かった人。前世で憎しみあった人。前世で愛していたのにすれ違った人。
    そういった人たちとまた巡り会っていて、昔叶えられなかったことが、叶えられているのかもしれない。
    この漫画のように、もしそうであったらいいなぁ。

  • 泣くわ!
    僕の地球を守ってに通じるものがある

  • いい漫画家に出会えたというのが率直な感想。
    第8章「風太」。ルンとイーストは二人の子供として生まれることはできるのか?
    いい終わり方だった。

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