- Amazon.co.jp ・電子書籍 (227ページ)
感想・レビュー・書評
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問題が発生すると、最初に思いついた解決策に固執してしまっていた。
本書で紹介されていた思考をもとに、問題の本質を探り他の分野から解決策を持ってくるために、抽象化するクセや仮説を立てるクセをつけよう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「できるだけ短時間で深く思考する」能力を鍛える方法を解説した本。
問題の本質をすばやく理解するには、常日頃から因果関係を把握した上で思考する必要があります。
因果関係を見定めるツールとして、本書は「因果関係マップ」を紹介しています。因果関係マップを使って思考を深める方法を、本書はわかりやすく教えてくれます。 -
実際に事例を取り上げながらマップを描いていくので、納得感がある。本質をとらえるとは何か、と問いに対して、いろいろ考え方のヒントになることが載っている。読んだのは3年ほど前だが、覚えず参考にしていた部分がちらほら出てきた。
深く理解するとは、既存の知識体系と新しいことがらの結び付けを行うこと。そのためには抽象化が必要である。
日常の中で深く考える習慣をつける。抽象と具体をつなぐのがアナロジー。常識、思考枠の少し外を少しづつ拡げる。ベイビーステップで。
因果関係マップのために、要素の分解、ラベリング、要素間の結合、上位レイヤでの結合を行う。原因・結果型のマップと、変数型(要素間の一方の値がもう一方に影響を与えるもの)のマップがある。
・ヒトの脳には「思考のクセ」がある
・結局、「深く考える」ってどういうこと?
・「深速思考」の基本と精度の高め方
・「因果関係マップ」のつくり方
・ネタを仕入れる
・遠くからアイデアを借りる
・深速思考を日常化する -
事業計画などをa31枚に書き切る。
因果関係思考による抽象化思考と、アナロジー思考
いつも、ちょっと難易度を挙げたトレーニングつまりベイビーステップが飛躍的進歩につながる。
現実把握して、構造を見出し、本質を抽出。その本質を他分野の本質と照らし合わせると、意外な解決策が出てくる。
因果関係思考とは、原因結果思考と、変数思考。
変数思考とは、複数の要素があって、あちrsが増えればこちらが減るといった関係性を見出すこと。