自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 自閉症の人にこんなにも考える力、自分の気持ちを説明する力があることが驚きだった。

    だからこその苦労も多いのだろうが、それでもそんな自分が生きる道を切り開いていることが素晴らしいと思った。

  • 著者は、世界を美しく見せる能力に溢れているように思った。
    13歳にして、考え方が非常に成熟していて、きっと色々と傷つきながら、そして、たくさん家族に愛されながら思慮深く生きてきたんだろうと思う。

  • もし薬が開発されても、自分はこのままの自分を選ぶかもしれない。なぜなら、障害のあるなしにかかわらず人は努力をしなければいけないし、努力の結果幸せになれることがわかったから。
    13歳でこんな学びを得ていることに感動しました。ご両親に愛されて自分を愛せるからこそ言える言葉。

  • 読んでいる最中、自閉症の13歳の少年が書いたとはとても思えず、著者を特集した動画をネットで見た。そこには、会話でのコミュニケーションが困難な、私のイメージする自閉症である方が映っていた。自閉症の人は、何も考えがまとめられないとの思い込みを自覚した。
    必要なのは、思い・考えを出力するツールと、周りの聞く姿勢であると感じた。

著者プロフィール

1992年生まれ。重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が現在30か国以上で翻訳され、世界的ベストセラーに。

「2020年 『世界は思考で変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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