ソフィーの選択 [DVD]

  • 15人登録
  • 3.75評価
    • (2)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
    • (1)
  • 3レビュー
監督 : アラン・J・パクラ 
出演 : メリル・ストリープ  ケヴィン・クライン  ピーター・マクニコル  リタ・カリン  スティーヴン・D・ニューマン 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102432409

ソフィーの選択 [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【ストーリー】
    ニューヨークへやってきた駆け出しの作家、スティンゴはソフィーとネイサンに出会う。ソフィーはナチの強制収容所から逃げ延びた後、アメリカで出会ったネイサンと共に暮らし始めた。やがて三人は親しくなり、幸福な関係を築くかに見えたが…。(Amazonより)

    メリル・ストリープは本作品で1982年アカデミー賞主演女優賞を受賞。

    2時間半という長さにもかかわらず、まったくダレることなく観せてしまう。ストーリー展開が巧い。
    ソフィーとネイサンという、そもそもなんだか怪しいカップルの秘密が、徐々に小出しに明らかにされていくのだが、予測していなかったところに秘密があったり、予測していなかった方向に行っていたりで、驚く。しかも「まだあったのか!」という感じでどんどんたたみかけてくるから、また驚く。そして驚きの度合いが、「ええっ!?」「えええーっ!!?」「ええええーーっ!!!?」という具合にエスカレートして上がってくる。最後の秘密が明かされたところで私なぜか号泣。おそろしいソフィーの選択!!

    メリル・ストリープの演技はたしかに圧巻。私の中では、マルチな役をこなす「迫力系演技派女優」という位置付けで、「美しい」という印象はあまりなかった人なのだけど、いやいやいやいや、引き込まれるような美貌だった。どこか内部が壊れているからゆえの、死の香りが漂う美しさというか…。それを演技で出せるというのが凄い。
    そして何と言っても「訛り」。米国語のネイティヴであるにもかかわらず終始ポーランド訛りの英語を話し、さらにシーンによってはポーランド語、ポーランド訛りのドイツ語も、まったく違和感なく話す。凄い。これぞ女優魂。

    ホロコーストと、精神疾患の問題の扱いについては、微妙。現実的にはあまり整合性がなさそうな展開になっていたりして、そこはやはりエンタテインメント性が先行しているような印象。やはりどうしたって表面的になってしまうでしょう。ただ、なるべく数多くの人々の意識に問題提起をするということが目的であるのなら、この作品がこれらのテーマを扱ったことも評価できるのでは。

  • 涙の、はるか向こう側にある悲しみ。
    快楽や愛をもってしても癒されない悲しみ。
    新しく迎えたただの朝に、ぱっくりと口を開けた人知れぬ深淵。そこから這い上がろうという気力すら起こさせない、絶対的な孤独と深淵。無知な若者だけが、かろうじて勘違いできる深淵。その無知こそがわずかな希望。

  • 二時間半、ひたすら重い。ケヴィン・クラインのエキセントリックな演技がこれまた何とも辛い。ポーランドの場合、ユダヤ人であろうがなかろうが知識階級の虐殺、ひいては民族・文化文明の殲滅がナチスとソビエト両方から行われていた、地獄もかくやといった状態にあったので、彼らの絶望感たるや想像するに余りある。「Monster」のあのシーンてここから取ったのかしら、という場面あり。エンドクレジットで「ルドルフ・ヘスはアウシュビッツの所長です。それ以外はすべてフィクションです」とわざわざ断り書きしているのも何だか。

全3件中 1 - 3件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

ソフィーの選択 [DVD]はこんな映画です

ツイートする