1%の人は実践しているムダな仕事をなくす数字をよむ技術 [Kindle]
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2016年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (159ページ)
感想・レビュー・書評
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売上から原価、販管費へとお金が流れる発想を持っている人は、数字を伸ばすには経費をとにかく減らせば利益が出るという発想に陥りがち
コストセンターの一つである知財も兎角経費を減らせの方向に進みがちです。ライセンス収入があればまだしも、そもそもライセンスしている時点で事業では儲かっていないのではないかという話もありますし、クロスなら見た目の儲けはゼロですし、相手の知財を潰しても見た目の儲けはゼロどころか訴訟費用として経費かかりますし、なかなかPL上の貢献を示せと言われると辛いところです。
せめて、定性的とは言っても、意見発信や法改正に参画などの対外的に認められるものではないと、決定権を持っている幹部の方々に評価されることはないのではないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字の羅列から意味を見出して、自社・他社の共通言語にして行く方法は確かに有効かもしれない。なんだかんだ言っても数字が一番シンプルで分かりやすい。人情は入る余地がないけど(笑)
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企業における身近な数値を平たく解説されている。
業務を行う上での構えとこれら数値との関連をとてもやさしく解説されている。
初心者向け。 -
組織内でよく使われる経営者視点という言葉。
経営者視点がある人の特徴は、数字感覚がある人だと改めて考えさせられました。
本書にある下記3つの視点は、現場にも落とし込みやすい、非常にわかりやすい形で経営者視点がまとめられています。
①会社の数字を他人事ではなく、自分の数字として置き換える
②出ていくお金というのは、売上につなげるために使っている
③売上-費用(自分の給料を含む)=赤字は絶対駄目
全て基本ですが、この基本を組織の全員が意識できている会社は強い。