さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ [Kindle]

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著者 : 永田カビ
  • イースト・プレス (2016年6月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (148ページ)

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さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポの感想・レビュー・書評

  • 前からちらちら読んでいたのですが、一冊通しで読むと破壊力が半端ない。
    摂食障害で食べられないシーンより、過食衝動が来た時の描写の方が大分えぐい。気持ちがわかるだけ、本当に辛い。

    この作者の求めているものは、「ぎゅーってしてない!」という台詞のように性的快感を得るためのものより、安心できるハグなんだなというのを感じました。
    確かに、性的快感を求める人もいるでしょうが自分も作者と同じように体温や肌の感触、ぬくもりを求める派だと思います。

    どうか、いつの日かこの作者がぎゅーっとされて安心できますように。

    キスの感触がトマトというのは、何とも言えませんが。

  • いろいろ痛い感じの漫画ではあったが、自分と向き合ったという点においては◎かなぁ。

    もう少し面白い感じを期待していたので、その点では残念。

    払ってもいい金額:600円

  • 自分の弱さや幼さ、生きづらさにもがく姿をさらけ出した漫画。
    苦いものを期せずして噛んだような不快感を感じたのは、自分と被る部分が多かったからだ。そしてその被る部分とは、ずっと私がコンプレックスに感じていたものだ。
    「年相応の」精神的な成長をしていないと叩かれることがある風潮のなかそれを隠さず出した勇気はすごいと思う。レビューを見ていて、賛否両論あるのは、だれしもが多かれ少なかれ抱えている劣等コンプレックスを刺激されるからではないだろうか。
    さらけ出したからって救われるわけじゃない、けれど一歩前に進むことはできるだろう。

  • 風俗行くところから話が始まるのかと思ったら、
    大部分はそこに至るまでの主人公の思い。


    上手く生きられなくて、
    なんとも言えないもやもやを抱えてて苦しくて、
    だけど全部諦めて人生を終わりには出来ない。

    そんなことを分かりやすく表現していると思った。


    アダルトチルドレン
    パーソナリティ障害
    機能不全家族

    そんな言葉に覚えがある人は、共感できるんじゃないでしょうか。

  • ※性的描写、傷痕表現の含まれる作品です。

    【印象】
    さびしすぎた人間、駆込寺として利用する女性同性愛者向け性欲処理業。
    レポ(報告)というよりは自分語り(問わず語り)に近いものと感じました。成人してなおも善い子供でいなければならないという強迫観念、母親への執着、時刻に関する約束の守れなさ、意思疎通の困難、所属欲求、逃癖、高い自尊心、完璧主義、他、著者と似た境遇の人が熱い気持ちを抱きそうです。

    【類別】
    漫画。四齣。
    随筆、自伝、報告の要素。あるいは私小説として捉えて鑑賞に臨むのがちょうどよいかもしれません。あまり喜劇的ではないです。

    【構成脚本】
    各頁が四齣で構成されており、話題の転換が多用されているため話の流れが掴みにくい感覚を得るかもしれません。章立てにより大きく経時的な纏まりはあります。物語や事実よりも随筆に重きを置いた作品です。
    自分にも心当たりのある記述は、頁60「…でも 創作のはばが広がるし役に立つんじゃないか(魔法の言いわけ)……?」です。
    好みの表現は頁64「翌日 世界は広くなっていた 行けないと思っていた大陸が 昨夜、地続きになったのだ 呼吸がしやすい まだ予約もしてないけど ドキドキして動かずにおれない」の箇所。
    頁132「親不孝が怖くて自分の人生が生きられるか!」で終幕。

    【画】
    表紙の通りです。

    【備考】
    このレビューは、アマゾンKindleストアで2016年12月11日にダウンロードしたものを鑑賞して書かれました。

  • 最近、話題の本ですね。私自身も、この本の題名のインパクトについ、手が伸びました。

    題名そのまんまで、とても現代的な、人によっては重いと感じるかもしれない内容でした。個人的には、この本を描いた永田さんの、今までの人生についてが気になりました。絵が柔らかくて可愛らしいです。レズ風俗が差別的な、特殊なものとして描かれていなかったことに、好感をもちました。

  • 題名につられて読んでみました。予想以上に、めっちゃおもしろい!というか、医師として、摂食障害や自傷を繰り返す、猿交を止められない、そうした患者さんに多数であってきたわけですが、凄く、納得がいき、参考になりました!読む価値おおありです。

  • コミックシーモアの初回登録特典の50%オフチケット使って買いました。エッセイ漫画として読める水準だけど凄く面白かったか?と言われると、そこまででもなく…。勢いで買ってしまって中読んでガッカリなパターンでした…。アダルト本ではないのでそれほどどきつい内容はありませんでしたが…。中盤までの作者は統合失調症を疑っても良いと思います。

  • 女性のノンフィクション漫画。
    人の心、また人の性の話しあり。
    タイトルとパッケに惹かれKindleで即買い。


    タイトルの風俗体験は言うほど長くはないです。(作中もう1回行ってますが)
    『乾いた生々しい感情』というのがしっくりくる。
    性や心、生き方によって悩み続ける中、問題に向き合って答え探しもがく姿が印象的。


    前半での過食や仕事での行動、シーソーのごとくギッタンバッタンする精神が、デジャヴのようでハラハラ。風俗店での体験を越してからの一皮向けた感にようやく一息つける。
    読了後、体験をちゃんと表現した著者にすごいなぁとなってしまう。


    生きてんなぁ...自分生きてるかな?となった一冊。

  • 書評見て本屋へ行った
    コミックではなくエッセイのコーナーにあった
    心が痛くなる
    負けないでって応援したくなる
    世間知らずの婆さんにはこういう風俗があることも知らなかったけれど
    そういうことではなくて心が痛かった

    ≪ もがいてる 心を開く? さびしくて ≫

  • 【ただの漫画じゃありません。】
    レビューの高さに興味を惹かれて手に取りましたが…開けてびっくり、ここ数ヶ月で一番の衝撃を受けました。ご縁じゃないかと思うほどです。
     
    タイトルは「さびしすぎて」なんて言葉でさらりとしていますが、そんなそんな軽いものではなく。
    「なんでこんなにしっくりくる言葉にできるんだろう…!?」と夢中でページを繰り、「わかる、わかる!」と終始うなずきっぱなし。
     
    後半の「高校を出てからの10年位、行動の選択肢に常にあった「死」が初めて保留になった」という文を読んだ途端、自分の時を思い出してギュッと胸が押されました。

    「マンガ、頑張れよ!」と言ってくださった方、本当にありがとう、と胸が熱くなります。
    そして、この作品を描きあげた作者様は素晴らしいと思います。

    自分で自分を大切にしたい方に、ぜひ読んでいただきたい本です。
    あなたが気づいてない気持ちが言語化されているかもしれません。


    それにしても、いきなりメジャーリーグ、本当に…♪


    ・「所属する何か」「毎日通う所」= 自分だと思っていた

    ・この人たちと家族みたいになれたらいいなと思った

    ・何をどう勘違いしているのかまではその時はわからなかった

    ・「必要とされないといられないからね」

    ・「何があっても私を認めてくれる居場所」が欲しい

    ・「自分には◯◯をする資格がない ◯◯をしたら恐ろしいバチがあたる」シリーズ

    ・「ボロボロになっていく事はうれしかった」

    ・「心の痛みは実体がなくてよくわからないけど 体を傷つけた痛みはわかりやすいから落ちつく」

    ・他人から頑張りを認められないと
    実際どれだけ頑張ろうと頑張ったことにならないと思っていた

    ・なんか居心地が悪い時って、
    劣等感から自分を良く見せようとしている時か自分の本心を分かってない時だ

    ・大人はみんな何も楽しくなくて苦しんだと思ってたけど

    ・「居心地の悪さ」といっても
    「自分をよく見せようとしたり自分の本心が分からない居心地の悪さ」と
    「自分は納得してるけど他人が納得してない居心地の悪さ」は違うし絶対後者のほうがいい

    ・人が普遍的に求めてる母の概念みたいな…受容してくれる存在みたいな…

    ・自分で自分を大切にしたい
    自分の気持ちをわかるようになりたい

    ・経験することで過去が見つめられるようになることもあるのでは

    ・私が私の為に考え行動できるようになるという事は
    自分の行動を決める権利を勝ち取り続けるという事なのか

    ・完全に他人事だった「男×男」が唯一の聖域

    ・問題は、正しい知識の与えられなさ

    ・どんなのだったら人はお金を払ってでも読みたいと思うんだろう
    人の事は分からないから自分なら?
    私なら、人に言えない人の秘密が描いてあるものが読みたいしお金を払いたい

    ・高校を出てからの10年位、行動の選択肢に常にあった「死」が初めて保留になった

    ・きっとみんな何か私の知らない「甘い蜜」のようなものを舐めているんだと思った

    ・今回の「自分から持ち込まなくても声をかけてもらえた事」と
    「ひとりの大人扱いしてもらった事」は劇薬レベルの甘い蜜だった

    ・親不孝が怖くて自分の人生が生きられるか!

  • 息苦しい毎日、親との距離、色々な縛りから開放するための方法としてレズビアン風俗へ。
    そこで見つける新しい自分、性への開放、自分の性がどうとかだけではない自分らしさや生きていく道標、自分の「甘い蜜」を見つけるまでの記録…。
    主人公の息苦しさが、身にしみるように分かって最初とても辛くなった。
    自分を見つめ、気づいていくことをひとりでやられていることがすごいというか、私はひとりで何もできていないから…。
    私も私の「甘い蜜」を見つけて、自分らしく生きていけるようになりたい。

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