本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2016年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (387ページ)
感想・レビュー・書評
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BOOKさんわかります・・・( ´△`)その場面でめっちゃ泣きました。わかります・・・( ´△`)その場面でめっちゃ泣きました。2021/08/18
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4.9
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Amazonで7巻まで90円/1冊のセールをしていたので買ってみた。
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この本は、本への愛と自分の道を切り開くことをテーマにした、感動と興奮の大作です。主人公のマインは、本がない世界で本を作るために奮闘しますが、その過程で様々な困難や危機に直面します。果たして、マインは本を作る夢を叶えることができるのでしょうか?そして、彼女の運命はどうなるのでしょうか?
まず、この本の見どころは、神殿の図書館に入る場面です。神殿の図書館は、本がない世界で唯一の本の宝庫であり、マインが憧れていた場所です。そこに入るためには、神官になる必要がありますが、それは簡単なことではありません。マインは、神殿の権力者や敵対者と対峙し、自分の意思や信念を貫くために、知恵と勇気と魔力を駆使します。その結果、彼女は見事に神官になり、図書館に入ることができます。この場面は、マインの感動が伝わってきて、読んでいるこちらもハラハラしてしまいました。
次に、この本の魅力の一つは、マインとフェルディナンドの関係です。フェルディナンドは、神殿の最高位の神官であり、マインの師匠でもあります。最初は敵対的だった二人が、次第に信頼や尊敬の念を持つようになり、共に戦い、共に学び、共に笑う場面が多くあります。マインとフェルディナンドのやりとりは、面白くて微笑ましいです。特に、マインがフェルディナンドに感謝の言葉を伝える場面は、二人が分かり合えたように感じました。この二人の関係は、本作の最大の見せ場の一つです。
他にも、登場人物も魅力的で、マインを始めとしたヒロインたちの活躍や成長が目を離せません。フェルディナンドやルッツなどの男性キャラクターも個性的で、マインとの関係が見どころです。物語は第三部で一区切りつきますが、まだまだ続きがあるので、次の展開が楽しみです。 -
例の事件でのフェ様がカッコよすぎて倒れるわ!!ジルヴェスターとカルステッドが来たときのちょっと間抜けな感じ(知らなかったから仕方ないけど(笑))に笑った!
今回は(気分を)上げて落とされて上げられる巻だったな~ -
もうこれは涙なしには読めなかったけど
主人公の性格に救われたというか。 -
2回読んで、2回とも泣けました…!!波瀾万丈のマインだけど、見守ってくれる大人達もたくさんいるので、安心して読めますが…。
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うわ〜〜〜〜いろいろありすぎて!!!デリアやらディルクやらグーテンベルクやら神殿長やらジル様やら家族やら………まじでいろいろありすぎて目まぐるしいな!!!!!今回も神官長はカッコよかった〜〜〜推し!!!
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面白さが加速する第7巻は第二部の締め括り。本のことだけ考えて、家族のことすら二の次という、ある意味それで大丈夫な程度には平和だった麗乃時代。物語が進むにつれてマインは家族の大切さを噛み締め、実際に大切にしてきたわけだが、その流れで今回は号泣させられる。神殿長、マジ黒くて醜いわ。次巻から始まる第三部は「領主の養女」。立身出世ものか?マインがこの世界に与える影響度がさらに大きくなり、加速する。面白さとともに。
(2022/140)第二部の最終巻。弟カミルが生まれ、赤ちゃん用の絵本作りのための色インクを開発。孤児院に持ち込まれた身食いの赤ん坊を世話するデリアが変わる。が、何と言ってもアーレンバッハ貴族が不法侵入の上にマインを攫って従属契約を結ばせようとする大事件が勃発して事態が急変し、この物語でも屈指の号泣場面へと繋がる。平民マインから貴族ローゼマインと変わって第三部へ。自制なんて利かないね、全く。 -
第二部完結。すでに刊行済みの続刊を見れば物語がどう動くか予想できそうなものだが、さすがにこの展開は思いもつかなかった。マインの置かれた状況はどんどん変化するが、本にかける情熱だけは変わらない。ついに色インクの開発にも成功、出版に向けた準備は着々と進む。……でも、最初の目的とは少々ずれていってるのが気になる。それはマイン=麗乃の人間的成長の結果と言ってよいのだろうか……?