未来予見〜「未来が見える人」は何をやっているのか?21世紀版知的未来学入門~ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 対談を書籍化したもの。
    タイトルは面白そうだったけど、あんまり興味を持てる内容じゃなかった。

  • 簡単につくった Kindle本 という感じで
    ちょっと、チープな感じが 否めない。
    確かに、未来を予見することは 大切なことだ。
    過去のことにとらわれず、未来から思考するという立ち場は、
    小さなことにくよくよしない うえでも いいことだと思う。
    過去に生きても意味がない。
    今を生きるためには未来が必要だ。
    未来はまだ始まっていない白いキャンパスだ。
    また、過去の絶望よりも 未来の希望が 励ましとなる。

    ただし、浜田和幸は、
    未来とは 悪いことが起こるという予測こそが重要だと言う
    リスク管理としての未来の見つめ方を提示しているのは、
    重要だが、果たして、その視点で、語られているかと言うと
    残念ながら、問題的に終っているのが 残念だ。

    原子力発電の問題はどうすべきなのかが、はっきりせず、
    『想定外』という 言い逃れで 大きな事故を起こした、
    フクシマの垂れ流しを指摘するだけとなっている。
    人口増加は、避けられないと言っているが、
    そのなかでの食糧、水、環境破壊は大切だが、
    エネルギー問題をどうするのだろうか?

    アメリカ、そして 中国、ロシア その関係が、
    ある程度 語られているが、ふーむ。
    そこで起こるべき、戦争の可能性。
    そして ISIS イスラムのことは まったくふれていない。
    これも、未来リスクとしては 重要な課題であり、
    頻繁に起こるテロリズムの発生を どうみていくのか?
    北朝鮮だけに 焦点を合わせているが。

    未来学での 注目するのが 人口動態というのは、納得できる。
    民主主義でいえば 数の論理が基本となる。
    ベトナムが 平均年齢27歳で 1億人になるというのは
    確かに、これから ベトナムは のびていくだろうね。
    インドが どのようなカタチで 世界に レビューするのかが
    ひょっとしたら、一番重要かもしれない。
    2025年には、人口が17億人になると言うからだ。

    中国の野望 海のシルクロードは、いま 熱いテーマだ。
    そこから、なにが起こるのか?
    どんな摩擦が考えられるか?
    これも 焦眉だが あまり語られない。
    つまり、全体として 帯に短し タスキに長しの
    中途半端な問題的で 未来予見は 重要だと言っているのが
    ちょっと、残念なんですね。

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著者プロフィール

19歳、早稲田大学在学中に英語翻訳者として起業。その後、編集、営業、Web制作などビジネス武者修行に出て22歳で1億を稼ぎ、会社を創業。現在は、「小っちゃな革命」をテーマに活動中のビジネステロリスト。

「2013年 『不純な動機ではじめよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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