日本会議の正体 (平凡社新書818) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • とある事象の一側面だけを見て全てを知ったつもりでいるのは井の中の蛙である。
    なので、以前ネット上で教えて頂いた「日本会議」について、少しでも知っておくべきと考えたのだが、そもそも書かれている書籍がそれほど多くなく、たまに見かけても著者の極端な偏見思想に基づくしょーもないとのが多く、またそう言う書籍に限ってかなり文章も稚拙で表現も汚く、とても日本人としての誇りを持っているとは思えない醜い表現ばかりが目立って読む気が失せてしまうものばかりだった。

    たまたま本書の書評を読んだ時に、かなり客観的に書かれているとのことなので、読んでみる気になった。それこそたまたま著者が自分と同じ歳だったので興味がわいたのもある。

    で、読み終わって感じたことといえば、そんなに恐ろしい団体じゃ無いではないか。むしろ、自分が思う美しい祖国の理想に近い部分も多いのではないか?と、感じた。
    あれ?

    もちろん、他にも色々と思うことは賛否共にあるのだが、少し日本会議が身近に感じられた。
    この後、さらに掘り下げて勉強するかどうかは別として、いろんな意見があることを知り得たのは良かったと思った。

  • わかった。ほんとにいろいろとわかった。そーかそーかそーゆーことか。

著者プロフィール

1966年長野県生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。慶應義塾大学卒業後、共同通信に入社。社会部、外信部、ソウル特派員などを経て、2006年に退社しフリーに。テレビ・ラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『日本の公安警察』(講談社現代新書)、『絞首刑』(講談社文庫)、『トラオ―徳田虎雄 不随の病院王―』(小学館文庫)、『増補版 国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち』(角川文庫)、『誘蛾灯―鳥取連続不審死事件―』『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(講談社)、『青木理の抵抗の視線』(トランスビュー)などがある。

「2015年 『ルポ 国家権力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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