大前研一「ビジネスモデル」の教科書 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 薦められ、読了。
    内容は2015年くらいの内容になるが、あなたが〇〇の社長ならという事例がたくさんあるので学びになる。企業調査の観点がわかる。コカ・コーラは、この本の内容通り、ミネラルウォーターを伸ばしているので納得度が高かった。

  • 大前研一によるビジネスモデルの解説。解説というよりかは、別シリーズ、私が〇〇の社長だったらの抜粋版に近い。

    前段にリサーチの極意が書いてあり、ここは非常に参考になる。

    - 情報ソース: とにかく一次情報
    国会図書館、JETROビジネスライブラリー、都立図書館、官公庁図書館、業界団体図書館で統計等のデータにあたる
    - 土曜の午後ネット出張
    土曜の午後を活用して、特定の業界や会社についてまとまって調べる時間を取る。事業計画まで書く特訓を100の規模で行う
    - ニュースは自分の世界地図を頭に入れて
    NHK BS、CNN、BBC、NNA、中央日報、新華社

    後段の解説についてはやや情報が古いので読み飛ばしたものもあるが、日経新聞とFTの関係など、意外と知らない事実もあったので、斜め読みがオススメ。

  • 現代(と言いつつ5年ほど前だが)の大企業・スタートアップ12社について、大前研一が「自分が社長だったらどうするか」を徹底的に考察し、まとめたもの(大前が学長を務めるBBT大学の講義のケースを掲載している)。
    本来的には1つ1つのケースに読者自身もじっくり時間をかけて取り組み、可能であれば友人と議論しながら進めることが推奨されているが、まずはざっと数時間で通読。
    いい意味で「案外普通のことが書いてある」というのが読後感。確かに説得力はあるが、決して天才的な発想という感じはなく、3Cの観点から実直に分析されている。よく「自分が社長だったらどうするか普段から考えろ」と耳にするが、そのレベル感を掴む意味で良書だと感じる。

  • 昔は大前さんの本は出版されるとすぐに買って読んでいたけど、何だか久しぶりです。出版が2016年なので事例としてはちょっと旬を過ぎている感じがするけど、先進企業の実態分析や大前さんの鋭い分析と提言の切れ味はさすがです。ローソンに成城石井のショップインショップを提案するとか、Financial Timsを購入した日経新聞への提案とか。任天堂、すき家の牛丼のゼンショーとか知らないことも多く、とても不勉強であることを痛感しました。なかなか刺激的な一冊でした。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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