- Amazon.co.jp ・電子書籍 (232ページ)
感想・レビュー・書評
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薦められ、読了。
内容は2015年くらいの内容になるが、あなたが〇〇の社長ならという事例がたくさんあるので学びになる。企業調査の観点がわかる。コカ・コーラは、この本の内容通り、ミネラルウォーターを伸ばしているので納得度が高かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大前研一によるビジネスモデルの解説。解説というよりかは、別シリーズ、私が〇〇の社長だったらの抜粋版に近い。
前段にリサーチの極意が書いてあり、ここは非常に参考になる。
- 情報ソース: とにかく一次情報
国会図書館、JETROビジネスライブラリー、都立図書館、官公庁図書館、業界団体図書館で統計等のデータにあたる
- 土曜の午後ネット出張
土曜の午後を活用して、特定の業界や会社についてまとまって調べる時間を取る。事業計画まで書く特訓を100の規模で行う
- ニュースは自分の世界地図を頭に入れて
NHK BS、CNN、BBC、NNA、中央日報、新華社
後段の解説についてはやや情報が古いので読み飛ばしたものもあるが、日経新聞とFTの関係など、意外と知らない事実もあったので、斜め読みがオススメ。 -
現代(と言いつつ5年ほど前だが)の大企業・スタートアップ12社について、大前研一が「自分が社長だったらどうするか」を徹底的に考察し、まとめたもの(大前が学長を務めるBBT大学の講義のケースを掲載している)。
本来的には1つ1つのケースに読者自身もじっくり時間をかけて取り組み、可能であれば友人と議論しながら進めることが推奨されているが、まずはざっと数時間で通読。
いい意味で「案外普通のことが書いてある」というのが読後感。確かに説得力はあるが、決して天才的な発想という感じはなく、3Cの観点から実直に分析されている。よく「自分が社長だったらどうするか普段から考えろ」と耳にするが、そのレベル感を掴む意味で良書だと感じる。