マジカル・ガール [Blu-ray]

  • 50人登録
  • 3.68評価
    • (3)
    • (14)
    • (6)
    • (1)
    • (1)
  • 12レビュー
監督 : カルロス・ベルムト 
出演 : ホセ・サクリスタン  ルシア・ポジャン  バルバラ・レニー  エリザベト・ヘラベルト 
  • バップ (2016年10月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021714686

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

マジカル・ガール [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

  • 好きなタイプの映画かも...と思ったらやはりそうだった。
    ファムファタルが出てくる。
    真面目なのにフッと笑えてしまうところがある。
    そしてどこか物悲しい。
    『ロブスター』(こちらも好き!)の監督に笑いのセンスが似ている気がする。
    想像力を掻き立てられるところも好き。
    日本語の歌も日本人にはお楽しみ。
    ♪愛もさらさら~

  • 12才の美少女は白血病!昨日見た「ぼくとアールと〜」と同じ設定です。でも、教師をからかう12才のバルボラや日本のアイドル歌手の歌で踊る白血病の美少女からポップなドラマの予感が生まれます。でも、そこはスペイン映画、この期待を見事に破り、危うい精神性や闇に引きずり込まれる宿命の中で、全ては語られないまま、誰もが破滅的な道を辿ります。

  • シュールです。
    作り手側は全くシュールなつもりじゃない気がするのでより得体の知れない感が増長されて、ダークファンタジーでもサスペンスでもホラーでもない。
    なんとも一言では形容しがたいジャンルの作品に仕上がっている。

    痩せっぽちの白血病の少女の夢は13歳になることと、憧れの魔法少女ユキコになること。
    美人妻のバルバラは不安定な精神をどうにか保ちながら裕福な夫に囲われて生きている。
    全く関係のない交わるはずもない、マジカルガール2人が、いつのまにかおじさん達を狂わせ、アレヨアレヨと言う間に不条理な未来を生んで行く。

    愛を貫くために道理に反したことをしてはいけません。
    ちょっとした悪がだんだん大きく膨らんで自分だけじゃなくて大切な誰かに被害が及ぶことがあるからです。
    でもこんな教訓伝えたい訳じゃない。
    これは一体なんだ?色んな人物の色んなシーンが暗転と共に切り替わって、誰にも共感できず謎が深まり、訳がわからないままダークや世界に引き込まれていく。
    謎だらけで辛くなるけど、なぜか目が離せない凄みを感じてしまうこの作品。
    オムニバスではないですが、中盤までまったく散り散りのように思えたストーリーがラスト20分くらいで一気にシュッと纏まってパズルのピースがハマるような感覚もなんか好きだった。

    トカゲの部屋の秘密、バルバラの奇妙な夫婦関係、バルバラと元教師ダミアンの関係とダミアンの服役の真相など、最後までオブラートに包まれたままで観客に想像を委ねてしまう感じもある意味潔くて、(魔法少女ユキコもエンディングも日本語の歌だけど)とってもスペイン映画らしいです。

    後味けっこう悪くて少し気が重くなるので、多分観る時を選ぶけど、なぜか観てよかったと感じた不思議な作品。

  • 善いことをするために始まった悪い連鎖。

  • 肌が真っ白で無垢な純真さがたまらなく可愛い女の子ですね。
    こんなに小さくて可愛らしい女の子が自分の娘であって、その子が不治の病だとしたら、僕は父親として娘に何をしてあげられるだろうか…本作の父親のようにガラクタを売って涙ぐましくも努力してしまうんだろうか?絶対にするだろうなぁ〜(笑)娘ってそれくらい可愛いのだよ(笑)なんとしてでも助けたい。兎にも角にも助けなきゃ死んでも死に切れないよ。
    病んだ少女の憧れが「マジカルガール」、病んだ女が死のうとして飲んでる酒が「セイラームーン」だった(笑)なんだいそれ(笑)

    プレゼントの箱を開けた時のあの嬉しそうな顔…あんな顔見たら、それだけでぶっ倒れちゃうよなぁ〜カワイイ
    こんなに愛くるしい娘が死んじゃうなんて、、、
    神も仏もあったもんじゃないね(笑)

    なんだ、なんだ、このシュールな展開は…

    ラストシーンのあの眼…輝きを失って、死んだ眼…
    諦めきって、どうでもよくなって輝きが消えていく様の恐ろしさ…
    見慣れないスペイン映画だからか、あまりにもシュールで理解出来ない。どう受け止めればいいのですか?

  • スペイン映画。ハリウッドとはかなり文脈が違う、どちらかというと邦画のが近い。後味悪い系。

  • なんだこの変な話は。けれどもこの監督の、真面目なのか不真面目なのか判然としないセンス、すごくよくわかる。クセになりそう。

  • 2014年公開
    監督 : カルロス・ベルムト
    ==
    重病で余命の読めない少女のために、父親が犯す暴走のお話。

    自分の固有の境遇によって、物差しが社会から逸脱してしまうことは多かれ少なかれあると思うんだけど、その秘密度とか「俺しかいないんだ」っていうれ限定性がそれをさらに暴走させるっていう、背負うことの危うさみたいなものを感じたわけで。どこか誰かにでも逃すことができたり、そのおかしさや危うさを相対化できればよかったものを、それができないせいでしわ寄せが他者に伝染してあーあっていうお話でした。

    まあ、ひとえに父親が頭おかしいっていうのがほとんどなんだけど、それにしても映画としての構成はお見事でございました。あんま日本のオタクカルチャーとか、実は関係ないんだけどね。

  • 予告編とのギャップ差に衝撃を隠せません。。。
    マジカルガールというタイトルにもヤラれた。マジカルガールというタイトル、コスチュームを身に着けステッキを振り回す愛くるしい少女の姿からは想像つかないような展開に驚愕しつづけた感じ。
    鑑賞後、衝撃強すぎてしばらく放心状態になった。うまく説明できない絶望感、虚無感、そして抑えきれない興奮、止まらない苦笑。じわじわくるんです。
    劇場にいたみなさんに聞きたくなる、ストーリー理解できてますか、と。わたしはわりとちんぷんかんぷん、迷子になりながら一生懸命ついてこうと必死。時系列があちこちで置いてけぼりになりがちなので注意です。そして肝心なシーンを絶対に映さないのです。どんな拷問を受けたのかとか、とかげの部屋の中ではなにが起こってたの? ストップする言葉はないのだということだけのヒントで描写が一切ないのがまた恐怖。恐怖を、不幸を想像させるというやり方が巧妙に作られていた。
    最後までよくわからなかったのはダミアンはなぜ刑務所にいたのか。そこがよくわからなかった。それもきっとバルバラとの因縁が関係しているんですよね。
    悪魔のようなバルバラに翻弄された元教師のダミアンと、精神科医の夫、そして白血病の娘のために魔法少女ユキコのコスチュームを与えようと奔走しバルバラに嘔吐物をぶっかけられたルイス。そう、ルイスの歯車はマジカルガールから狂い、
    バルバラは薬を飲むことを拒否したことで夫に見限られそうになったときに自ら鏡に頭突きをし額に十字架のような傷を負ってからバランスを失い、ダミアンはパズルのピースが合わなかったことから???
    あのパズルのピースもよくわからなかったことのひとつ。

    もう一度じっくり見直してみたい気もするが、こんなに疲れた映画もなかなかないかな、とも思ったり。

全12件中 1 - 12件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

マジカル・ガール [Blu-ray]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

マジカル・ガール [Blu-ray]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

マジカル・ガール [Blu-ray]はこんな映画です

ツイートする