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- / ISBN・EAN: 4988021714686
感想・レビュー・書評
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スペイン映画なのに 日本のアニメの影響を受ける。
白血病で、余命短い 娘 アリシアは、
夢の手帖に 「魔法少女ユキコ」になりたいと書いてあった。
アリシアのオンナ友達は サクラ、ユウコと
言うハンドルネームをもっている。
日本のサブカルチャーがスペインでも流行るのがいい。
歌は 日本語の歌である。
娘の手帖を見た 失業中の元教師の父親は、
娘の希望を かなえてやりたいと思う。
ネットで調べたら 7000ユーロもする。
家にある本を売り払うが、まったく追いつかない。
友人たちに、お金を借りようとするが、みな貧乏なのだ。
娘のことを同情しても、なぜそんな高いものを買うのか?
と逆に質問される。
父親は、宝石店に強盗にはいろうとするが、
上から 反吐したものが身体にかかる。
それは、孤独に苛まされているバルバラだった。
亭主は 精神科医。父親に甘えるバルバラ。
一夜をともにしてしまう。
そして、父親は ばらすと言ってカネを要求する。
バルバラは、秘密の売春を紹介してもらい、
そこで、お金を 確保して、父親に渡す。
それで、父親は 娘が喜ぶと思って、服をおくるが、
娘は 魔法の杖がないことが不満だったのだ。
再度 父親は バルバラを脅すが、
バルバラをめぐって 話が進展していく。
バスルーム裸の2日間の俳優 ホセサクリスタン。
このホセサクリスタンが、実に渋い演技をする。
バルバラが傷ついて、たおれているところを見つけて
バルバラのいうがママに 動くのだった。
バルバラには 因縁があった。そして、ウソだと思っても、
そのまま 暴走していく。
老人の命のしまい方が こんな風な悲劇なのは。
マジカルガールとは バルバラで、
多くの人の人生を変えてしまうと言うことなんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだこの変な話は。けれどもこの監督の、真面目なのか不真面目なのか判然としないセンス、すごくよくわかる。クセになりそう。