無事これ貴人 (小説新潮) (Kindle Single) [Kindle]

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 新潮社 (2016年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (29ページ)

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無事これ貴人 (小説新潮) (Kindle Single)の感想・レビュー・書評

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  • KindleSingles。
    スゴい面白いわけではないが、まあまあ面白い。
    何かスゴいことが起きそうで起きない。
    しかしすべての話はどこかで繋がり、元に戻る。
    グルグル回る。
    永遠にグルグル回る。
    閉じられた世界。
    グルグルグルグル。
    そしてそれに誰も気づかない。
    グルグルグルグルグルグルグルグル。

  • 電子書籍限定の伊坂幸太郎さんの作品。
    場面がコロコロ変わるなと思ったら、なるほど、そうゆう趣向の作品かと、読み終えて納得。
    伊坂幸太郎さんらしい作品。
    さくっと読めるので、電子書籍で移動中とかに読むのにぴったりでした。

  • 短編な上に、各章は独立している、が少しずつ繋がっている、という構成。読んでてワクワクする。
    「〜と見えるけど実は〜」という設定を考えるのが本当にうまい。

    裏の組織にちょっかいを出して妻を惨殺された男が出てきたが、実は恨んでいた妻が姿を消したのでわざとちょっかいを出して組織に追わせた、とか。

  • 短い連作短編。
    伊坂さんのいくつかの作品に出てくるあの人も出てきた。
    また出てきた(笑)好きなんだけども。

  • 伊坂さん読みたさに、お値打ちでもあったので初めてKindleに手を出しました。

    一見関係なさそうな人たちが実は繋がっている、という点では『ラッシュライフ』に似たところもありますが、パズルが完成するような作品だった『ラッシュライフ』に比べ、今作は輪になって繋がるようなイメージです。
    お馴染みの黒澤が出てきたのが、伊坂ファンとしては嬉しかった。

    実世界もこんな風に、巡り巡って繋がってるのかもしれない。そんなこと考えたら、生活するのがちょっと楽しくなりそうな作品です。

  • 短いながら繋がっています。伊坂さんらしいです。

  • 一周回ってスタートに 案外こうして生きている
    みんな気づかないだけ

  • 伊坂幸太郎の短編。
    小説新潮の3月号で発表された作品で、今のところ単行本系には
    未収録。そろそろ伊坂幸太郎が恋しいなぁ、と感じていたところ
    でのリリースはちょっと嬉しい。いいね、Kindle Singleって。

    そして内容は期待に違わぬ伊坂ワールド。
    ちょっとしたエピソードが連鎖し続け、最後はかなり幸せな感じ
    で着地する。この連鎖の中には伊坂ファンにはお馴染みのあの
    "スタイリッシュ空き巣"(^^;)もしっかり登場する。どんな時で
    も読者のニーズを忘れない、伊坂幸太郎の一流の手法。なんなら、
    ちょっとした接待を受けている気分になるのだから、本当に恐れ
    入る。

    紙の本にして29ページ・179円という価格が高く感じるか安く
    感じるかは人それぞれだと思うのだが、僕にとってはこの上なく
    安い。なんなら毎月シングルをリリースしてくれても全く問題無
    いのだが(^^)。

    とにかく良作。
    早いところまとまってくれないかな、単行本に。

  • 「無事これ貴人」
    外に求めない。


    臨済禅師が説くところの「無事」とは、馳求心(外に向かって求める心)をすっかり捨て切ったさわやかな境涯。「無事」とはいわば、求めなくてもよいことに気づいた安らぎの境地。「無事是貴人」とは、そういった安らぎの境地を心の底から実感した人。そんなタイトルが付いたこのショートストーリーに、馳求心をすっかり捨て切った人が、たくさん出てくるのだろうかと思いきやどうやらそうでもない気がする。


    ☆あらすじ☆
    <blockquote>
    明らかに遺産目当てで見舞いに訪れた甥を、「金目のものは全部処分した」と告げて追い返した男は、目の前の病院の女性スタッフに、涙混じりで唐突に過去を語り出す。その男を検温するために病室に入ってきた看護師は、ピンチになると、どこからともなく現れては救ってくれる謎の男が、実は死んだはずの父なのではないかと疑っていた。すべてはどこかで繋がっているのか。
    </blockquote>


    本作がどんな経緯で書き上げられたのだろう。昔の名作「無事これ貴人」をオマージュしたものなのか。伊坂幸太郎の書き下ろしなのか。どちらにしろ伊坂幸太郎の色はしっかり出ています。


    遺産目当ての甥を追い返した叔父→叔父が入院している病院の清掃スタッフ→叔父の検温に来た看護婦→看護婦を助ける為119番に電話した男→男を拉致した悪役→悪役の車にぶつかりそうになった運転手→その運転手にぶつけられたバンドマン(のち、運転手の元彼女登場)→そこに黒澤登場・・・


    と人と人の出来事が連鎖していく様は、伊坂幸太郎の色(黒澤が登場したので、他の人物も何かの作品の登場人物かと思ったんですが、ぱっと浮かびませんでした)。ショートストーリーな分、その連鎖は分かり易い仕上がりになっており、最後の顛末までさくっと繋がる。1日のいろんな人々の出来事はもしかしたらこんな風に繋がっているかも知れない。ちょっと怖い展開も混じっているから繋がっていてほしくは無いんだけど。


    無事これ貴人。求めなくてもよいことに気づくことは、難しいってことを言っているのだろうか。なぜこのタイトルなのかを知りたい。

  • テンポこそすべて系短編小説。

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