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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (39ページ)
感想・レビュー・書評
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”気が狂うほどまともな日常”という歌詞がありますが、流れるような日常を1枚1枚切り取った物語は、《ザ・伊坂》ですが、「次はどうなるんだろ?」ってドキドキする伏線回収がたまらない。
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小さな話がどんどんつながって一周する連作短編集。ひとつひとつはどれも「断片」でしかないけれど、「もう少し知りたい」と思わせるしそれぞれに印象的。
短い短編をさらに分割してすごく短い超短編の連作に仕立てる構造自体がもう伊坂幸太郎らしい。
かつての初恋の人に遺産を残そうとする男、死んだ父にずっと守られている女、潜入捜査先で厄介な組織の恨みを買う男、交通事故で知り合った元カノの思い出を辿る男、空き巣に入った先で引きこもりの青年に出会う男、最初の話に戻って全ての輪を閉じる少年。 -
3つ目で、なるほどそういう構造なのか、と気付いた。無事是貴人、今年の目標にしよう。黒澤はやっぱりいいキャラクターだなあ。
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一周廻ってポン!
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読みやすく伊坂ワールドをささっと味わえる作品