犬にきいてみろ 「花咲舞が黙ってない」シリーズ (Kindle Single) [Kindle]
- 2016年7月18日発売
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (34ページ)
感想・レビュー・書評
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花咲舞シリーズの短編。工場の経理不正をテーマに、気軽にさくっと読める。ただ短くまとめすぎてしまっていて、他の池井戸さん作品ほどの爽快感は無し。
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Kindle Singles。「花咲舞が黙ってない」シリーズからページ数に換算すれば34ページ程度の短編です。お見合い相手である町工場の二代目社長から相談を持ち掛けられ、臨店班という職務を生かして問題解決の糸口を探します。さらさらっと読めてしまう短さでもシリーズらしさはそのまま、勧善懲悪で読みやすく良かったです。
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舞がお見合い。世話好きの伯母さんからどうか頼まれてくれと懇願されて仕方なしにお見合いの席に。相手の男性は生真面目な様子。サラリーマンから父親が亡くなったので急遽社長を継いだという。会社経営にもあまり自信がない様子。そこで男性から経営の相談を持ち掛けられた舞は…。
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社長って大変だよな。
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シリーズ試し読み。エンタメとしては読みやすく痛快ですが、リアル銀行員としては、こんな同僚はいやだなあ。
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短編だからこその内容。
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あっという間に読める超短編ながら、読後のスカッと感は最高。
だめなものはダメ、してはいけないことはしない、卑屈になっていじけない…など、すぐに陥りやすい負の感情を花咲舞がスパッと切り捨てる。
爽快!