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- / ISBN・EAN: 4907953068834
感想・レビュー・書評
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冴えない暮らし、先の見えない暮らしに段々不安になってきた悩める青年、濱田岳・・・
ちょっとストーカー気質を醸し出す先輩のムロツヨシに悩みを相談すると・・・
ムロツヨシはカフェの店員の佐津川愛美に恋をしているんだそうな・・・
無理やりムロツヨシに愛美ちゃんとの橋渡し役を頼まれ、カフェに行ってみると・・・
そこには高校時代の同級生、森田剛が・・・
ムロツヨシによると森田剛はこの店によく来てて、愛美ちゃんを狙っているんだとか・・・
久しぶりに森田剛に話しかけるが、ここには初めて来たんだそうな・・・
はて?
あとで愛美ちゃんに話しかけられ・・・
実は森田剛にストーキングされてる、と告げられる・・・
ムロツヨシの恋の手助けや、愛美ちゃんの相談に乗っている内に、愛美ちゃんと付き合うことになってしまった・・・
ムロツヨシにバレたらチェーンソーでバラバラにされちゃう!?
とか、コメディタッチに話が進んでいく一方で・・・
彼らがワチャワチャやってる暮らしのすぐ横で・・・
日常のすぐ近くで・・・
無慈悲で、無機質で、無残な殺人が繰り広げられていく・・・
森田剛がヤバい・・・
本当にヤバい!
森田剛に恐怖するぞ!!
セックスシーンと殺人シーンを交互させる描写がヤバすぎる・・・
どっちも同じ・・・
それぞれにとっての快楽シーンなんですね・・・
脳天直撃でクラクラするわ・・・
このシーン以降の加速する凄惨さは圧巻・・・
森田剛のサイコキラーっぷりが凄い・・・
コイツ、マジでヤるかも、と思わせる凄みがあった・・・
拍手です・・・
濱田岳やムロツヨシ、佐津川愛美、山田真歩、駒木根隆介など皆様の演技も良かったです・・・
ただ、描写がシッカリしているので、ダメな人はダメですね・・・
女性は中には嫌悪する人もいるかも・・・
事故なんかもそうだけど・・・
日常の真横に、いつでも落とし穴はポッカリと口を開けていて・・・
たまたまそこにいたから、というだけで、アッサリと命を落としてしまう・・・
この理不尽さ、無慈悲さ、残酷さが濃厚に味わえる作品・・・
これはヤバい・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森田剛の演技が素晴らしい。
ラスト、犬は轢けなかったか。 -
近年観た邦画の中で一番こう…何ていうか、語彙が無くてしっくりくる言い方が無いんだけど…一番とにかく刺さった邦画
観た時期が個人的に悪かったのもあるけれど…あと森田剛が主演で多少ひいき目?期待値があったという…原作すきだしな、割と…
監督やその他の作風、雰囲気に関しては全く前知識無く観ました
映画館で観たかったのに、15指定だったからか近場で上映されてなかった、気づいたら上映期間も終わってた、というレンタル・販売心待ちにしてたパターン
ここのところ俳優として舞台だけでは無く森田剛がドラマ、映画に出てるので興味津々ですね
昔から(学校へ行こう!とか←)森田剛すき…(森田と書くと役の森田君と混同しますね)
取り急ぎレンタル開始日を待って即刻借りたんだけれど、これは後で買おう…翌日返却しなきゃいけなかったのに、結局立て続けに3回観て、返す前に、と開店前の朝返すために4回目を観てから返却した…いくら何でもこう間を空けずに4回も観る映画はそうそう無かったぞ……
何がそんなに?ってなると、説明が難しいんだけれど、濱田くんとムロさんのあの間合いも良かったし、ムロさんの核心つきたい時・本音の時はめちゃくちゃ早口になるところや嫌味っぽい言い回し、ドヤるんだけれどちょっとズレてる感じ…あとは、あれだ濱田くんは昔から、【微妙な顔】がすごーーーくうまい、「…なにこれぇ…、…」みたいなセリフ、息をのんだ時の表情、うまいこと相手に話をさせたい時の下手くそな演技(あえてのやつ)、など等、とにかく【微妙な表情】がすごい
これって濱田くんが昔からイケメン過ぎる感じじゃなくて、いい意味で素朴、一般人寄り(けなしてないです)親近感あるから、だよねえ…普通の演技を普通にやるっていうのが、本当にもうすごい、の一言ですね
(あ、あと4人で飲みに行った際、ムロさんは本来の?素の?かっこよさというか、大人な空気が出てて普通に落ち着いてるかっこいい男性に見えましたw)(話さなければ、だったけどw)
森田君(役の方)については、描写が結構キツくて、泣きそうになるところがあってもう居た堪れなかったな
川島役の俳優さんの怒鳴り声、笑い声も耳に残る演技で、それがすごく心にきた
案外ああいう役はあえての演出なのかあまり印象残らないよな俳優さんとか無名なひととかでさっと回想したりしそーなもんだけれど(ほんと棒読みなパターンも多いよね)…この映画では【森田君】のきっかけ?としてしっかりくっきり、嫌でも印象残してくれましたね…おかげでこの俳優さんが気になってしまったわ、上手いんだもん声の張り方とかいやぁな言い方、笑顔が
森田君はいつから壊れていったのだろう、高校時代のあの表情、目で岡田君を見た時にはもう壊れてしまってたんだろーか
耳元で殺しちまえばいい、とかお前が死ね、とか…時々あどけない口調で飄々と嘘を吐いて、子どものようでしたね
チンピラにお金を取られそうになったとき、どのように応戦するかと思ったら…その後にネカフェ行った際に、コースを変えてたし取られてしまったのか、応戦できなかったのか、と思うところもあったり…
シーンひとつひとつ、後から観ながら気づくこと、分かること、演技の細かさ、描写があって、音楽も良くて、映像・撮り方が凝っているようでした
あ、殺害等のシーンについですが、流石指定入ってるだけある…かと思いきや、個人的にはそうでもありませんでした
でもまあ安っぽい映画よりかはちゃんと描写されていたかな…エロもありなグロだからでしょうか、グロ酷い訳ではなかったです
レイプ的なシーンがあるので、ってのが含まれてるんでしょうか
あとはまああれか、近年の邦画結構衝撃的なの多かったし見慣れてはいるかなってレベル…アウトレイジとか渇き。、悪の教典…そういうの観られる方なら全然大丈夫かと
森田君の何の感情も無い温度も感じないよーな殺し方、逆にあっさりしてて無感情で観られたわ、変なの
お隣さん…そうだ、お隣さんが気の毒でしたね…うん
ほっぺに穴空いちゃったね…ゲイっぽかったね…(無関係)
長々書き過ぎました、熱が入ってしまった
まだ書き足りないのに
森田君が幸せに生きることは、難しいのか、誰のせいでもないのに
本当に生まれながらにして底辺だったんだろうか、恵まれてなかったんだろうか、本当に?
不可抗力だったのに、何で森田君が、
という気持ちでいっぱいになってしまったわ(4回観たから4回も)
初見だと確かに森田君はただ狂ってるサイコパスでしか無いと思うんだけれど、観れば観る程に、普通の男の子であって同級生であってクラスメイトであって…【森田君、】だったのに、と
こういうのを観るには、時期を選ばないと大変病みますね←
あ、とりあえず
ヒミズ実写映画化、内容も結末もくそでしたが、こちらに関しましては原作と違えど、大変すきです
実写化して良かった、と思います映画作品のひとつとしては
なにより
俳優森田剛、もっと観たいなあ -
R15
思った以上のブラックさ。
目玉(話題)のひとつだったと思われる佐津川愛美ちゃんのシーンは特にそこまでエロくもなく(失礼..)
それより森田剛の演技のインパクトがあった。
軽やかな濱田&ムロの演技と対照的な演出はとても良かった。
私の濱田岳アレルギーwも治った模様。
キャストは皆合っていて良かった。
どす黒いけど面白かった。
ただ、人には薦めません。
闇がすごくて^^; -
原作未読。
森田剛さんがめっちゃ怖かったです。
彼は統合失調症だったのかな?
彼があんな風になったのはいじめが原因ですよね。
いじめシーンとかは観ていて気分悪いし彼が心を病んでしまったのは本当に気の毒でしたが、それでも簡単に人を殺しまくるのは恐ろしすぎます。
なんだか凄くリアルに感じてしまい、そういう面でも怖い作品でした。
森田さんの演技を観るのは「月下の棋士」以来なんですが、いい演技されてたと思います。
なんの躊躇いもなく人を刺しまくる姿も怖すぎでしたが、さらっと嘘をつくところもゾっとしました。
あとムロツヨシさんも、すんごい気持ち悪くて良かったです(笑) -
出だしは安藤(ムロツヨシ)がユカ(佐津川愛美)に熱烈な思いを寄せるあまり岡田(濱田岳)を巻き込んでトンチンカンな行動をとるというコミカルな内容うで、これに同じく思いを寄せる森田正一(森田剛)がからんで四角関係になるのかと思ったら、そこで映画の半ばでクレジットが入って、森田正一が主役に躍り出てサイコものになっていく。作り手があえて意識してそうしていることになるが、手当たり次第に殺していく後半は凄惨なシーンが続くわりに単調で、とりわけ彼の動機がうまく伝わらない。高校時代いじめにあった。すでに人生は終わっているという認識をもってることは分かるがそれが行動の動機なのかイマイチ伝わってこない。ここは彼の閉塞的状況とかサイコに至るプロセスを丁寧に描いていかなくては伝わらない。
一方前半のコミカルなシーンは何の意味があったのか。安藤(ムロツヨシ)と森田正一(森田剛)がタグを組んでいくとか絡んでいかなくてはドラマとしての整合性がとれない。どちらかというと前半のコミカルさが少し引いたカメラで丁寧に描かれていてこのまま進んでいったほうが映画としては完成度は高かったような気がする。
ジャニーズの森田剛がこんなセンセーショナルな役をするということで、フォーカスをそちらに合わすようにという意向があったのではないか。それに対する映画半ばでのクレジットは反抗のためだったのではないかと邪推する。 -
清掃業アルバイトをしている岡田(濱田岳さん)は同僚で先輩の安藤(ムロツヨシさん)が片思いをしているカフェ店員のユカ(佐津川愛美さん)に告白され付き合う事に。とても気まずくなってしまうのだが、それ以上に気になっていたのは高校時代の同級生・森田(森田剛さん)がユカに対しストーカー行為をしている事だった。高校時代はクラスの苛められっ子だった森田はいつしか関わる者に強姦・殺人をするサイコキラーに変貌。その魔の手は着実にユカを捉えようとしていた。岡田とユカは迫りくる魔の手から逃げ切る事は出来たのか!?森田剛さんの狂いっぷりに座布団3枚!
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人が壊れるとこうなるのか
森田剛が凄すぎる、目が、目がもうなんか全部伝えて来る感じ。
濱田くんも、また、こう、いい
こういう、目立った存在じゃない人でも
残酷なことをしている
人間みんな残酷だ -
凄かった。
笑って、震えて、泣いた。
猟奇的ではあるけど、起因する問題は誰でも経験し得るテーマ。
リアルな世界の半歩先にある奈落の底のようなフィクション。
それが説得力をもって迫ってくる理由か。
はずれ作無しの吉田監督の強烈な手腕が光りまくる。
森田剛はもちろん、ムロ、浜田、佐津川のキャストも○
サイタマノラッパーカップルもイイねぇ。
V6森田君、、、え、演技だよね。