かぞくのじかん Vol.37 秋 2016年 09月号 [雑誌]

• 婦人之友社 (2016年9月5日発売)

感想・レビュー・書評

[kurodamaさんの感想 · 2016年10月8日]

　専業主婦の時代が終わり、子育てと仕事の両立が必要になった。そんなときに、ストレスを抱える家族をどこへ導くか。
　時間を生み出す早しごと、ちょっと先を見通した予定のある暮らし、上手くいかなかったときの切り替え力、楽しそうにしてほんとうに楽しい生活にシフト、今は「できない」「しない」を選びとる。これが２４時間、手早く＆ゆったり生活の作り方だと説く。
　寝る前にしておいた一手間、休日は寝坊夜更かししない、１０分の集中掃除、翌週の予定を確認。
　ちょっとこの雑誌には疑問をもった。ゆとりある生活をどのように作るか。料理のテクニックが並ぶが、本当にそうなんだろうか。みな料理に困っているのだろうか。例えば、ゴミを出すとか、食事をするとか、そうした一コマ一コマが設定できない。つまり、早く起きて、早く用意するしかない。計画を早めに、そして検討時間をつくること、何よりも思いやりをもつこと。相手がよろこぶことを躊躇無くやること、これが大切なんじゃないかなと自分では思う。

[NORISさんの感想 · 2016年9月14日]

主に連載「知の原点」「木陰の物語」「かぞくのかたち」「夫婦のすがお」そして「羽仁もと子のことば」を楽しみに読む。
娘はロールケーキを作ってみたいみたい。