最強の働き方―世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓 [Kindle]

  • 東洋経済新報社
3.33
  • (6)
  • (21)
  • (11)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 233
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (362ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 金融系のエリートの著者が面白おかしく書いた、ビジネスの自己啓発書。

    東洋経済オンラインに連載していたこの作者の文章が好きで愛読していたのだが、そろそろ飽きてきた。

    高学歴や高収入すごいだろ描写が多くて、ウンザリした。 バブル期のブランドや豪邸自慢みたいで、なんか古臭い。 

    楽しく読める自己啓発書を目指して書かれているのだが、あんまり笑えないし、無駄に文章が長くなっててかったるい。 時事ネタを絡めた笑いが多いのだが、賞味期限が短いと思う。

    なんか発想が貧しくて時代錯誤な一冊でした。

  • ふむ

  • グローバル企業で働いた経験を持つ経験豊富なビジネスパーソンが書いた、これまでの上司や同僚から学んだ、生産性を最大化するための働き方を紹介した本です。

    仕事に必要なスキルやマインドセットを学ぶことができるので、新入社員のみなさんにはぜひ読んで欲しいです!
    また、ビジネスパーソンだけでなく、学生さんや子育て中のお父さんお母さんも、読んでみる価値はあると思います。

  • ・「目次を読めばわかる/理解より実践が必要」シリーズ
    ・一流と接して得た教訓を77に整理。以下は自身で習慣になっていないもの
     #構造的手書きメモ
     #声色が大事(腹式呼吸で、空気量たっぷりの落ち着いた声)
     #IQよりも愛嬌
     #早起き、時間厳守、優先度精査、健康管理、服装
     #他人の土俵でも前頭3枚目
     #会社にレガシーを残す
     #リーダーシップの要は、信頼感とリスク管理

  • ・他人と温かい関係をつくる力の方が学歴やIQよりも大切。出世する。
    ・心のストレス引当金を積む。
    ・キャリアで悩んでも「そもそも人生の目的や自分の使命など、一生悩み続けるのが当たり前」くらいに思っておこう。

  • ・ひと月、半年、一年と「いつ会っても変化と成長がない人」になってはいけない。
     変われないことに危機感を持て。
    ・他人の土壌でもそれなりに語れるようになること。
    ・大切なことは、知っているけど身についていない大切な基本を確実に実行に移すこと。
    ・ゆっくりとした低い声で開放的なジェスチャーを用いて話す。
     いい声で話すと、内容がしょぼくても聞き入ってしまう。
    ・良いプレゼンは心の底から伝えたい言葉がある。
     一流のプレゼンターは同じ話を何度でも情熱的に話せる
    ・エリートは恐ろしく規則正しい生活を送り、5時に起きると言えば確実に起きる。
     約束や締め切りを必ず守り、余裕をもって達成する。
    ・ストレスを減らすには、「3割くらいはどうせ意味がなく不快なものだ」という心のストレス引当金を積んでおく。

  • 筆者の経験からなる仕事の流儀。
    読み終わってから気が付いたのですが、筆者は日本人ではないのですね。日本にある外資系企業を想定して読んでいても全然違和感がなかった。

    しかも、同い年だった。。。

    身なりに気をつけよう。

    第1章 一流への道は一流の基本から
    1.メールが来たら福原愛のように「サーッ!」と叫んで瞬時に返信する
    2.長々としたメールは、ライザップに送り付ける。
    メールが長すぎないか?
    簡潔なメールが、無駄のない効率的なコミュニケーション能力の象徴である。
    3.衆議院本会議の速記者が震え上がるくらい「漏れのないメモ」をとる。
    4.メモは、「ビラミッド構造に」取る。
    メモひとつの構造に「論理的思考能力」があらわれる。
    5.議論が始まれば、白馬の貴公子ならぬ「白板の貴公子」となり、議論を可視化して参加者の頭脳をつなぎ、知見を集約していくことが、知的リーダーシップの基本である。
    6.資料は、スティーブ・ジョブズもビックリするほど「シンプル」に。
    7.資料の細部に、神も仏もガネーシャも宿す。
    小さなミスに大きな羞恥心を感じる責任感が、あらゆる仕事の完成度を高める。
    8.「マッキンゼー本」の信奉者にならない。
    9.オバマ大統領を見習って、いい声で話そう。
    10.一方的に退屈な話をしない。
    11.フレームワーク、MECE、ロジックツリーに鉄拳制裁を。
    プレゼンのフォーマットより、感情を揺さぶる熱い魂が大切だ。
    12.「同じ話」の人間国宝を目指そう。
    13.机の上とカバンの中をきれいに整理する。
    14.自分にしかわからない「二流の整理」をしない。
    15.最後は「いい人」が勝つ。

    第2章 一流の自己管理
    16.早起きは、鶏に負けてはいけない。
    17.眠っているときだけでも、ビル・ゲイツに勝て
    18.待ち合わせ時間とデッドラインを死守せよ!
    19.プロフェッショナルの仕事は「タイムアロケーション」が極めて重要
    20.服装はTPOをわきまえる――エリートも馬子も衣装次第
    21.フォーマルなパーティーでは、徹底的にドレスアップ
    22.買い物は他人の評価に惑わされず、「下町のウォーレン・バフェット」を目指せ
    23.納得できないお金は、1円たりとも浪費しない
    24.2ヶ月20キロ減量は当たり前
    25.運動好きで、歩くのも座るのも真剣勝負
    26.「心のストレス引当金」を積んでおく
    27.ストレスは翌週に持ち越さない
    28.遊び心のある人でなければ、つまらない
    29.常に成長し、自分の進化版2.0を目指そう!
    30.他人の土俵でも、ある程度、相撲をとれるようにしよう
    31.「啓発ビンボー神」になってはいけない

    第3章 一流の心構え(マインドセット)
    32.上から降ってくる仕事は当然、つまらない
    33.面白い仕事に自発的に取り組む
    34.リアクティブでなく、プロアクティブに動く。
    状況に反応するのではなく、状況をつくり出せているか?
    将来起こりうる事象を想定し、長い時間軸で考えられる人は強い。
    35.石橋を叩いて渡らず、叩き割る二流にならない。
    36.お土産選びひとつにも徹底的にこだわる
    37.哲学・美学のある仕事をする――哲学的な寿司屋さんに学ぶこと
    「一流の仕事をしている」とうい哲学的ストーリーに、異次元の値段がつくのだ。
    38.自分の仕事を「より安く、より速くできるライバルの存在」を忘れない
    39.チャンスはいくらでもあると、油断しない
    40.給料とポジション以上の仕事をする
    41.日々の仕事で「エキストラ・ワンマイル」を行く
    42.会社にレガシーを残す
    あなたが会社を去ったあとに残るもので、あなたの真の貢献が決まる!
    43.燃える闘魂で、周囲の反対や自分の失敗に打ち勝つ
    周囲の反対や失敗を恐れず、挑戦できているか?
    自分を信じ、失敗から立ち直る強さが勝敗を分ける。

    第4章 一流のリーダーシップ
    44.タクシーで偉そうにしない
    45.謙虚に頭を垂れるから、稲穂が実る
    46.信頼を失うリスクに、ナーバスになる
    47.賢い嘘つきより、バカ正直が出世する
    48.仕事相手の長期的利益を尊重する
    49.部下に敬意を表する
    50.冠婚葬祭での対応で、人間関係が大きく変わる
    51.部下の市場価値を上げる
    52.カネを払ってでも、部下に面白い仕事をさせる
    53.日陰の仕事もきちんと評価する
    54.「ザルの上司」にならない
    55.成長させてくれた上司への忠誠心は強い
    56.上司の背中を見て、部下は育つ
    57.先陣を切って出陣しない大将には、誰もついていかない
    58.部下に仕事の丸投げばかりしない 第5章 一流の自己実現
    59.好きな仕事は全部する
    60.「エリート・トラップ」に注意せよ
    61.天職からは、引退無用
    62.勝てる分野で勝負する
    63.「ハマる仕事」で人生が変わる――無気力ニートが確定申告するまで
    64.「自分が働く理由」に納得する  存在意義をかけて働く人には勝てない。
    65.自分の原体験を忘れない
    「自己認識の強さ」が、自分にとっての成功につながる。
    66.志だけでは食べていけない――解雇されたプロ野球選手に学ぶこと
    天職でなくても、尊い仕事はたくさん存在する。
    67.「高い目線と志」に人・カネ・社会がついてくる
    68.目標設定の段階で負けない――猫も杓子も、ビジョナリーカンパニー
    69.自分より優秀な人を集め、仕事を任せる
    70.共に働く人をうまく動機づけ、得させる
    71.仕事以外の人生を大切にする
    72.「金の手錠」をはずす
    73.人生、悩みつづけて当たり前
    74.いますぐ挑戦する
    75.年齢を理由に諦めない
    76.自分を自由にする
    77.世界中の一流をつなぐ

  • 本の内容自体は、上記のような企業に入りたいという想いを強くしてくれるような「魅力的な上司・部下や仲間」の様子が描かれている。
    確かに面白い内容も含まれており、気軽に立ち読みするくらいがよいかと思う。

    余談だが、著者自身への魅力はあまり感じない。
    マッキンゼー、GSに入社するのはすごいが、何も極められなかった人のように感じる。

  • 本書の紹介でも記載している通り、新入社員から中間管理職ぐらいのか方々であれば第1章から第4章までは読み飛ばしても良い。
    仕事を超えた自己実現を求める段階の方であれば第5章から読んでも良い。
    自分は初めからすべて読み通したが、仕事に対する“振り返り・棚卸し・気づき”になった。
    第4章まではビジネスの世界で身を投じるのであれば必要なことばかり。しかしそれが正解かはわからない。
    著者も行っている通り、第5章が本書の肝ではないだろうか。

  • 著者がこれまでに出会った世界中のエグゼクティブや成功者から学んだ事柄を、自身の具体的な経験を交えながら大ボリュームにまとめた一冊。「これ」といった一言で表現できる明確なメッセージはないが、成功の秘訣とは結局あらゆる意味で「正直」になることなのだというのは感じ取れる。適度なユーモアと読みやすい語り口で、分厚い本だがスイスイ読めていけるのがありがたい。また、ちょいちょい入るイラストもいいアクセント。売れるだけあって、それなりにおススメできる一冊。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ムーギー・キム
京都大学経営管理大学院博士課程にて、日本と韓国を含めた企業の社会的責任(CSR)を研究中。投資家・コンサルタント・実業家。京都府生まれの在日コリアン3世。
慶大総合政策学部卒後、INSEAD(フランス・シンガポール)にてMBA取得。在学中は上海のCEIBSに交換留学。大学卒業後は、欧州系・米国系の金融機関およびコンサルティングファームに勤務し、日本および韓国のプロジェクトに多数参画。香港移住後は、日本および韓国を中心としたアジア一帯でのプライベートエクイティ投資業務に転身。その後シンガポール勤務、INSEAD留学、日本と韓国でのバイアウトファンド参画を経て、シンガポールおよび東京で起業。
ビジネス書作家・コラムニストとしても知られ、主著の『最強の働き方』(東洋経済新報社)、『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著、ダイヤモンド社)などは各国で翻訳され、著作の累計部数は国内外で70万部を超える。また、元駐英・駐日全権大使である羅鍾一教授の著書の邦訳などにも携わる。

「2022年 『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた!そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ムーギー・キムの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×