最強の働き方―世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓 [Kindle]
- 東洋経済新報社 (2016年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (362ページ)
感想・レビュー・書評
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金融系のエリートの著者が面白おかしく書いた、ビジネスの自己啓発書。
東洋経済オンラインに連載していたこの作者の文章が好きで愛読していたのだが、そろそろ飽きてきた。
高学歴や高収入すごいだろ描写が多くて、ウンザリした。 バブル期のブランドや豪邸自慢みたいで、なんか古臭い。
楽しく読める自己啓発書を目指して書かれているのだが、あんまり笑えないし、無駄に文章が長くなっててかったるい。 時事ネタを絡めた笑いが多いのだが、賞味期限が短いと思う。
なんか発想が貧しくて時代錯誤な一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グローバル企業で働いた経験を持つ経験豊富なビジネスパーソンが書いた、これまでの上司や同僚から学んだ、生産性を最大化するための働き方を紹介した本です。
仕事に必要なスキルやマインドセットを学ぶことができるので、新入社員のみなさんにはぜひ読んで欲しいです!
また、ビジネスパーソンだけでなく、学生さんや子育て中のお父さんお母さんも、読んでみる価値はあると思います。 -
・他人と温かい関係をつくる力の方が学歴やIQよりも大切。出世する。
・心のストレス引当金を積む。
・キャリアで悩んでも「そもそも人生の目的や自分の使命など、一生悩み続けるのが当たり前」くらいに思っておこう。 -
・ひと月、半年、一年と「いつ会っても変化と成長がない人」になってはいけない。
変われないことに危機感を持て。
・他人の土壌でもそれなりに語れるようになること。
・大切なことは、知っているけど身についていない大切な基本を確実に実行に移すこと。
・ゆっくりとした低い声で開放的なジェスチャーを用いて話す。
いい声で話すと、内容がしょぼくても聞き入ってしまう。
・良いプレゼンは心の底から伝えたい言葉がある。
一流のプレゼンターは同じ話を何度でも情熱的に話せる
・エリートは恐ろしく規則正しい生活を送り、5時に起きると言えば確実に起きる。
約束や締め切りを必ず守り、余裕をもって達成する。
・ストレスを減らすには、「3割くらいはどうせ意味がなく不快なものだ」という心のストレス引当金を積んでおく。 -
本の内容自体は、上記のような企業に入りたいという想いを強くしてくれるような「魅力的な上司・部下や仲間」の様子が描かれている。
確かに面白い内容も含まれており、気軽に立ち読みするくらいがよいかと思う。
余談だが、著者自身への魅力はあまり感じない。
マッキンゼー、GSに入社するのはすごいが、何も極められなかった人のように感じる。 -
本書の紹介でも記載している通り、新入社員から中間管理職ぐらいのか方々であれば第1章から第4章までは読み飛ばしても良い。
仕事を超えた自己実現を求める段階の方であれば第5章から読んでも良い。
自分は初めからすべて読み通したが、仕事に対する“振り返り・棚卸し・気づき”になった。
第4章まではビジネスの世界で身を投じるのであれば必要なことばかり。しかしそれが正解かはわからない。
著者も行っている通り、第5章が本書の肝ではないだろうか。 -
著者がこれまでに出会った世界中のエグゼクティブや成功者から学んだ事柄を、自身の具体的な経験を交えながら大ボリュームにまとめた一冊。「これ」といった一言で表現できる明確なメッセージはないが、成功の秘訣とは結局あらゆる意味で「正直」になることなのだというのは感じ取れる。適度なユーモアと読みやすい語り口で、分厚い本だがスイスイ読めていけるのがありがたい。また、ちょいちょい入るイラストもいいアクセント。売れるだけあって、それなりにおススメできる一冊。