世界のエリートがやっている 最高の休息法 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 心は雑念が行き来するプラットフォーム。
    判断しない
    タスクオリエンティッド。達成に囚われない。ゆとりを持つ。
    レジリエンス しなやかさ。エクアニミティ

  • 「疲れ」を感じたときは、日光浴・森林浴といった外出をすると良い。訪れたことがない近場の散策も、脳にとって良い刺激となる。

    仕事モードからの解放を促進するには、音楽・シャワー・没頭できるものを持つと良い。

    「今」を意識することによって、脳の疲れは軽減される。

  • 「いい睡眠」本が最近人気のようだが、中でも本書は参考になった。デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)というのがあって、脳のアイドリング状態のことらしいのだが、対して何も考えていないこの状態で、脳のエネルギーの80%を使うのだとか。

    ただぼーっとしているだけでは、脳が休憩したことにならない。この本のメイン内容は「マインドフルネス」という手法で脳を積極的に休ませること。

    自分など、人一倍ぼーっとして毎日過ごしているし、布団に入ればたちまち安らかに眠れる、不眠とは縁のない毎日を送っているが、それでも十分に脳を休めていないのか。

    具体的な実践方法がたくさん載っているので、試してみようと思う。

  • 良いと思う。シンプルでわかりやすいのが何よりもよい。私のように、鬱のために不眠で苦しんでいる人には役立つのではないかと思う。似たような内容の本は数多く参考にしてきたが、本書の内容は取組み易いのが特長だ。効果が出たらまた記載したい。

  • マインドフルネスを活用した、脳を休ませる方法について解説しています。
    マインドフルネスというと、どうも「宗教的」と感じますよね。
    でも、マインドフルネスは実利を重視するアメリカ人の間で、最高の休息法として取り入れられています。
    本書では、閉店間際に追い込まれていたベーグル店を、主人公がマインドフルネスを使って見事に立て直す物語となっております。
    物語となっているがゆえ、日常に取り入れやすい形でマインドフルネスが紹介されています。
    瞑想というと僧侶がやるものと思いがちな日本人。
    そうではなく、脳を休めるためにやるものであるのが理解できると思います。

  • 脳が回復する5つの習慣
    オンオフ
    自然に触れる
    美に触れる
    没頭する
    故郷を訪れる

  • マインドフルネスとは、「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」のこと。
    本書は脳科学教授と脳科学研究者の対話に沿って進んでいく。
    瞑想の効果は宗教的な怪しいものではなく、脳の構造自体を変える科学的なものである。

    ●本書のポイント
    マインドフルネスは脳の一時的な働き具合だけでなく、脳の構造そのものを変えてしまう。
    5分、10分でもいいから、毎日続けること。
    大切なのは考えに対して傍観者であり続けること 自分と雑念を同じものとして見る必要はない
    マインドフルネス瞑想にはレジリエンス(心にかかったストレスに対応する 対処する力)を高める効果が期待できる

    期待できる効果
    ・集中力の向上
    ・感情調整機能の向上 ストレスなどの刺激に対して感情的な反応をしなくなる
    ・自己認識への変化 
    ・免疫機能の改善"

  • 脳の霧(ブレインフォグ)の自覚があり、読んでみた。マインドフルネスに関して物語調に書かれており読みやすかった。真面目な性格の自分は自身をケアしすぎるくらいがちょうどいいのだと認識できた。

  • 同じようなジャンルの本を読みまくっているからかもしれないけれど、色んなほんで共通して言われていること、それが、「今」に集中しよう、ということ

    マインドフルネス、という言葉で今は表現されているが、古典的名著である七つの習慣や道は開けるにも、今しか変えることができず、今しか自分にはないということは繰り返し説かれている。

    マインドフルネスは、いま、ここに意識を集中することで脳疲労を軽減するメソッド

    つい過去や未来に意識が向きがちであるが、いま、ここに意識を戻す習慣を作ること。今一度やり直したい

  • 「脳」の疲れやストレスは過去をくよくよ気に病んだり、未来を不安に思ったりして「心」が「いまここ」にないことが原因。そんな時のマインドフルネス呼吸法。椅子に座り背筋を伸ばし背もたれから離し目を閉じる基本姿勢をとる。足の裏お尻手と太もも、重力などの感覚を意識する。鼻、胸お腹の呼吸を意識する。雑念が浮かんだら注意を呼吸に戻す。1日5分でも毎日同じ時間同じ場所で続ける。脳は習慣を好む。マインドフルネス瞑想で脳が彷徨っている時のエネルギー消費家であるデフォルトモードネットワークの過剰活動が低下する。

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著者プロフィール

医師(日・米医師免許)/医学博士。イェール大学医学部精神神経科卒業。日本で臨床および精神薬理の研究に取り組んだあと、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事する。そのほか、ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医、ハーバーUCLA非常勤医など。2010年、ロサンゼルスにて「TransHope Medical」を開業。著書にベストセラーとなった『世界のエリートがやっている 最高の休息法』『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]』 (以上、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『脳を最大限に活かす究極の運動法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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