すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • すぐやるためにはやる気ではなく、脳を利用する。これが意外であり、関心を抱きました。

    特に印象的だったのはやる気を出すために新しい物を扱うと脳に負荷がかかります。
    そのため、「いつもどおり」を貫き、脳の刺激を最小限にする。
    そして、いざというときに脳のエネルギーを発散する。

    この方法は非常に参考になりました。無理に新しいことを始めるよりも普段のルーティンが重要だとわかりました。

  • 「脳に入る情報」を減らせば「すぐやる」モードに切り替わる。
    僕もよくやるんですがルーチンを作るということかなとおもいます。
    自分の脳を「すぐできる」ように仕向けてやることで考えることなく行動に移すパターンをたくさん作れるようにしています。
    脳と体の歯車が再びかみ合うような「トリガー」を見つけていく。
    脳に「見せる」「聞かせる」「触らせる」という3つの入口を使って脳と体を「すぐやる」ように仕向ける。
    「課題をすぐに解決して高い成果をあげる人に睡眠不足の人はいない。」
    1時間早く寝ると次の日の動きが違いますよね。
    この歳になると強く感じます。
    視覚に入ったものに自動的に手を伸ばす働きが「モデルフリーシステム」
    やるかやらないか吟味する「モデルベースシステム」
    「使ったものは元に戻す」
    「フィードフォワード」
    目的を達成するためにどうあるべきかを予測して行動を決めるシステム
    脳が自動的に、無意識的に「フィードフォワード」のシステムを起動しやすい状況をつくる
    脳が「次の行動」を予測できるところまでは「前の行動」を持続させることが重要です。
    「脳は他人を真似するようにできている。」
    人は真似るようにカウンターミラーニューロンが存在するそうです。
    レベルの高い集団に属すると自分のレベルも引き上げられた感じがします。
    娘も高校に入って自分よりレベルの高い子たちに囲まれるようになって実感するようになったといいます。
    「わざ言語」
    自分の体験から得た感覚をもとにして組み立てた言語を言うそうです。
    わざ言語を理解するためには使ってみるしかない。
    わざ言語にはフロー状態を引き起こす働きがある。
    これは使いこなす必要がありそうです。

  • ①起床から4時間後が最も頭のいい時間
    この時間に眠たくないか
    頭がすっきりしているか。
    睡眠についてはもっと研究したいところ
    寝ても寝ても眠たい日があるし
    全く眠くない日もある。
    (ホルモンその他の関係もあるだろう)
    〇〇前って本当に眠たいもんね。
    4時起床なら4時間後は8時。
    ちょうど始業時間だ。
    よしよし。

    ②朝余裕をもちたい⇔二度寝が好き
    それ、本当?
    ついしてしまうことに対して、
    好き、と理由を後付けしている場合がほとんど。
    つい、やらないように仕組みを作ると、
    驚くほど簡単に手放せる、らしい。
    まず、問題を自分事としないで、
    脳の問題だと思うこと。
    これが「脱中心化」
    二度寝が好きなんですよね~

    二度寝したくなっちゃうみたいなんですよ
    (自分と脳は別物)
    で、どうするか。(脳を変えることを考える)
    起きたらすぐ横にならない。
    まず、椅子に座る。
    パソコンを付ける。
    コーヒーを入れる。

    ③すぐやるための簡単エクササイズ
    自分がいいなあと思ったもの。
    ものを減らす
    机の上は今使うものだけ
    1行目だけ書く(仕事をもらったら手だけつけておく)
    次の作業に手をつけてから休む
    最近好きなのは、ストップウォッチを使うこと

    脳は情動(=体の反応)で動く
    がいまいちピンとこなかった。
    また読みたい。

  • これまで、脳に詳しい方や成功者がドーパミンを分泌させること=良いこと、と主張していたので、ドーパミンがたくさん出た方がいいんだ!と解釈していた。

    それで、ドーパミンをいかに分泌させるか?の答えを求めてこの本を読んだのだけど、著者はドーパミンを過剰に分泌させないようにすることが大事だと述べている。

    ど素人のくせに、うーん、言ってることは分かるけど、ドーパミンの分泌を抑えない方がいいんじゃないの?と、なかなか納得いかなかったけど、この著者の本を3冊読み、何度か読み返してみて、ようやく腹落ちした。

    ☆ドーパミンには良い面も悪い面もある。いかに分泌させるかよりも、いかにコントロールするかが大事。

  • ・とっ散らかった印象

    ・内容をまとめようとしたら、ブクログ上で既にまとめられている方が複数いた。わかりやすい。ブクログ万歳。

    ・ぐうたらな性格なので(まさに5章??)具体的なファーストステップがあると嬉しかった

    ・続編は期待

  • 脳が動きやすいようにすることですぐにできる
    脳が動きやすいようにするには

    ①睡眠 
    〜睡眠の質をあげるには〜
    ベッドの中ではスマホ、読書などをしない。
    平日と休日の睡眠時間の差を一時間程度にする。
    起きたら太陽を浴びる
    起床から6時間後に1から30分間目を閉じる
    起床から11時間後できるだけ体を動かして体温を上げる
    翌朝の起きる時間を3回唱えて寝る
    →2週間後には体に変化がある。体が変われば思考も変わる



  • 2時間程度でサクッと読めた。起床4時間後が最もパフォーマンスが高いというのは初耳だった。自分はいつも7時くらいに起きているが、4時間後に当たる11時くらいまでは、何事もあまりやる気が起きず、集中力が途切れてしまう。でも11時を過ぎてからは、眠気もなくなり、集中できるようになっていたので、起床4時間後の高パフォーマンスには納得した。また、これまでの自分は客観的な言葉を使うことが多かった気がするため、これからは経験的な言葉を使って話していきたいと思う。言葉にすることの威力は強い。少しでも実行したいことを言葉にしていきたい。また、「感触」が脳活性化のスイッチであることも参考になった。

  • 「やる気」は起きないけど、勉強になることが結構あった。
    やっぱり睡眠は大事なんだなぁ〜
    睡眠系は結構本読んできたけど、どれも似たり寄ったりだし、結局は理想論で、難しい話さ〜

    ただ、「あ、この本読んで良かった」と思ったのは
    『メンタル文法』を知れたことかな。
    人との会話のズレってこれかぁってなった。
    もうちょっと掘り下げて知りたい。
    いい本ないかな。

  • 作業療法士の方が書かれた本で、身体面からのアプローチが書かれているのが面白かったです。

    気合ではなく、すぐやるための仕組みを作るといった感じなので、いつも後回しにしてしまう人には役に立つ内容なんじゃないかと思います。

    自分自身はすぐやるタイプの人間なので特に困ってはいないですが、後回しタイプの息子にいろいろ試してもらいたいと思いました。

  • よくある自己啓発系ではなく、しっかりと脳の働きを科学的観点から理解した著者が、どうした言動を取ればすぐやる思考を手にすることができるのかを書いてくれている。

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著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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