赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE 百年シリーズ (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (2016年7月15日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (289ページ)
感想・レビュー・書評
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ここまで読んだモリヒロ作品の中で、ダントツ一番好き。
2013年著作=作家モリヒロさん18年間、モリヒロ人生56年のエキスが結晶となって本作品になった感じ。チャカポコチャカポコ♫
生・死、人間と人形、宇宙は幻想か、思考は自分のものか…「問い」だけに集中して読み返すとまったく違った世界に見えてくる。
自分の中にいくつかの問いや視点があると、不思議や事件も、ヒントや何かの象徴、新たな問いかもしれないと思って、ゆっくり眺めることができるかもしれない。
事件に振り回されず、じっくり考える静かな生き方がができるかもなあと思った。 -
これは置いてきぼりをくらった。ちょっとついていけなかったなあ。設定は面白いけど、映像作品とかになっていた方が理解が追いつきやすくていいなと思った。
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ふわふわとさまざまな思考が漂う不思議なお話。
森さんの作品中でもこれはやばい、わけわからんとの前評判に心して読んだけど……。
恩田さんのふわふわ感に慣れてるからか全然大丈夫(笑)むしろ好き。
Wシリーズにつながる描写がたくさん出てきて、おお?となる。誰が誰とか考えるのも楽しそう。
解説が冬木さんでびびった(この方のブログをいつも楽しく読んでいるので)
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