神様メール [DVD]

監督 : ジャコ・ヴァン・ドルマル 
出演 : ピリ・グロワーヌ  ブノワ・ポールヴールド  カトリーヌ・ドヌーヴ 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.38
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本棚登録 : 188
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126209711

感想・レビュー・書評

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    「神様メール」 ジャコ・ヴァン・ドルマル監督
    原題: Le Tout Nouveau Testament
    英題:The Brand New Testament

    神様はベルギー在住で妻子あり、パソコン使って人々の人生を弄ぶ意地悪なおやじ、神様の10歳の娘エアは父の横暴に嫌気がさし、人間を運命から解放するために余命を知らせるメールを一斉送信、兄のイエス・キリストにアドバイスを受け、救いを与えるための旅に出る。

    もしも余命を知ってしまったら、どうします?
    もし明日、あるいは10年後に死ぬことを知ったとしたら、
    あなたは何をして、誰に会い、何を語りますか?

    テーマは、主人公エアの言葉
    「死後は何もない。天国はここよ」
    一秒一秒がすごく大切なものに思えてきます

    ベルギー映画でフランス語です
    ファンタジー、コメディ、アートっぽいところはフランス語とピッタリ
    可笑しい設定とストーリーが楽しい、また考えさせられます
    エア演じるピリ・グロワーヌの愛くるしい演技
    ゴリラと恋をする有閑マダムを演じるカトリーヌ・ドヌーブにもビックリします

    エンディングの歌 An Pierlé - Jours Peinards
    https://youtu.be/mfM2cpJn4ho

  • Amazonから引用。

    神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。
    ある日、神様の娘10歳のエアは人間に運命に縛られずに生きてほしいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ったから、さあ大変!
    エアが大パニックな世界を救う旅にでると、彼女の小さくてヘンテコな奇跡は思いがけず人々のお悩みを解決していく。
    会社員は鳥を追い北極まで大冒険、殺し屋は不死身の美女にめぐりあい、主婦はゴリラと恋に落ち……
    皆、それぞれの生きがいを見つけていく。
    しかしエアが最後に出会ったウィリーは死期が迫っていて――。
    小さな奇跡たちが呼び起こす、神様のパソコンからの人類への[最高にハッピー]なメールとは?

  • 家族構成は神(父)、女神(母)、兄(イエス)、そして妹。この妹が、家庭で横暴に振る舞い、コンピュータで世界に災厄をもたらして喜ぶ父に対して愛想を尽かし、世界を変えるために下界へおりていく。その際に、妹は人間たちに余命を教えてしまう。そして、兄イエスの12人の使徒に加えて6人の使徒を選び、新たに、新・新約聖書を書かせようとする。そんな娘の叛逆に気づいた父神は娘を追いかけて下界へ降りていくが……

    さるクリスチャンの知人に、なぜ神のことを「彼」と呼ぶのか尋ねると、単なる慣習にすぎないとお茶を濁したけれど、本作はまさにそこを、ユーモアをこめて問い直す内容だった。
    どうして神が男じゃないといけないのか。
    本作のテーマはそれに尽きる。

  • 神様メール 
    LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT
    監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
    (2015年 ベルギー・フランス・ルクセンブルク)

    No.2 / 2o19

  • B+。
    こんな邦題でなかったらもっと早く見てたと思う。
    神様一家の日常感がよい。
    パパは無理としてもママと再会できたかな。

  • 監督の「人生は物語ではない。すべてに意味があってすべてが未来に関係するわけじゃない。それを伝えたくて映画を作ってる」というようなインタビュー記事を見て、鑑賞。
    誰にだって余命はある、いつか死ぬ。
    今はSNSとかネット社会で他人の目が気になる世界だけど、しあわせに暮らせたらそれでいいんだと思い出させてくれた。
    今の旦那と別れてゴリラと結婚したっていい。
    なんでもオッケー。
    だって余命は限られているのだ。

    価値観が手榴弾でいい感じに爆破されて、少し新しい気持ちになった。

  • オムニバスっぽくなっていて、且つ一話一話の密度が薄くなっている気がする。

    中途半端にそれぞれがリンクしているのも???。

    チト微妙な読後感…

  •  ストレス解消に人を不幸にしてる神様。そんな神である父に苛立つ娘はある日、神のパソコンを捜査し、全人類に余命をメールで伝え、さらに外界に降りて自分の使徒を探す。

     ベルギーで大ヒットしたらしいが、これは何とも不思議な映画だ。
     神様は全能ではなく運命を決める能力だけを持ってるただの人間みたいな存在で、それが可笑しい。
     さらに使徒となる人も余命宣告に翻弄されたふわふわした人ばかりで、浮遊感が終始感じられる映画。
     何かメッセージがあるようでよく分からないような、でも見た後に心地よい感じがする不思議な映画。

  • かわいい映画
    キリストの宗教観を理解していないと楽しめないかも

  • 突飛な設定に驚く間もなく物語は進行。エアは使徒を探すことだなる。6人目の使徒が見つかったとき、奇跡が起きる。

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