大人のための読書の全技術 (中経の文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • はやく沢山の本が読めるようになったらいいなと思い読み始めました。
    また、最後におすすめの本が50冊載っているとのことで、読みたいと思える本が見つかったらいいなと思いました。


    ストレス「感じていることに対して関連する本を読むことで経験値となる。
    声に出しすことも大事。

    現代社会は価値観がかつてないほど多様化しており、様々な能力や知識がなくてはそれについていくことができません。

    1週間のうちに2・3冊、新しいほんにチャレンジして、初めて読書が習慣化している、というレベルになると思います。
    また、自由に使える金額のうち、本にかける金額が1割以下も社会人としての地盤沈下といえる。

    だいたい、現代文明の99.99%はすでに過去の歴史の中で考え抜かれたことでできあがっている。他の人がどんなことを考えてきたのかを知らずに先を目指しているというのは、非科学的な態度といえる。


    100冊と読んでいくうちに、読んだ人の中で、本と本のネットワークをつくりはじめます。

    →点と点がつながる感じ

    軸になるかどうか、
    軸にならない本は読んでも思考力は鍛えられない。

    文明の根幹を支える古典を読み直す。

    →やはり長年読まれているものは良い。


    本を読むのは知識。
    本を速く、たくさん読みたければ知識が必要。
    読みたいジャンルの本をまずは集中的に読み、知識を蓄える。

    本を読む目的や期限を設定し、
    手に取ったその日に、買ってすぐ、
    初めに、おわりに、目次くらいはきちんと読む。

    音読はかなり効果的。
    カラマーゾフの兄弟、何回も挫折しているけれど、音読チャレンジしようと思いました。
    また、新聞の音読にもチャレンジしたい。

    本を自分のものにしたいとき、一定期間持ち歩くようにする。

    書き写すという作業も精読の真髄

    アウトプットの質を高めるためには、インプットの質と量を高めるしかない。

    この本を通じて、読みたいと思った本は24冊

  • 読書の仕方について書かれている本です。
    ただ普通に読んで終わりにするのではなく本で勉強したい。でも、どうしたらいいのかわからない人向けな内容です。
    また文中には読書をすることがコミュニケーション能力の向上や仕事につながることが書かれています。コミュニケーションに悩んでいる方やビジネスマンの方にも役立つのではないかと思います。

    また本を読むのが苦手で、いざ読んでみようと思ったけど何から読んだらいいのかわからない人は文中と文末に作者の方のおすすめが載っています。こちらを参考にまずは一冊手にとってみるといいんじゃないでしょうか?

    読書がもっと、もっと好きになれるすてきな本でした。

  • 音読を勧めてはると思ったら、『声に出して読みたい日本語』の著者だったのか。三色ボールペンも。
    読書がコミュニケーション能力を育てる。どんな知識も知っているだけでは役に立たない。本を読むということは、新しい概念を取り入れるということでもある。本で読んだことを「これ知ってます」で終わらせない。
    最終章のおすすめ本50冊の中に持ってる本が何冊もあった。とりあえず、積読本を消化しなければ。

  • 私は昔から読書量が少なかったと思う。恥ずかしながら、語彙力の無さ、コメント力の無さはそこにあるかもしれない。今になって思い知る、読書の大切さ。この本を読んで、ガンガン読破し人生を豊かにしたい。
    この本は全技術と言いながらも、読書をする意味、読書にあたる「心構え」が中心に据えられている気がする。技術面よりも、心構えが大事なのかもしれない(心構えを含めて、技術と表現しているのかもしれないが)。

  • とにかく読書した方がいい、そういう本です。
    読書好きな人はとかく人に読書を強要しがちなので、ますます読書嫌いの人を生み出していると思っています。
    本書は、まず目次をさばく、色分けしてマークする、目的と締め切りを設定する、といった技術的なことからをはじめ、「読書をするとこんな効果があるよ」ということを平易に教えてくれます。
    本好きになるためにも、読書マウンティングされる前にぜひ本書を読んでいただきたいと思います。

  • 2014年に書かれたものでしたが、
    新鮮さを感じました。わたしが、若い頃
    不易と流行という言葉がさかんに
    言われたが、読書=先人に学ぶということの
    根本はなんら変わらないんだなと思った。

  • 買ったらすぐ目次をざっと読み、さばく。
    古典は音読。
    読んだ直後に内容を人に説明すると思って読む。
    おすすめ本では宇宙の話にまで及んでいて、自分の全く触れないジャンルにも興味が沸いた。

  • 読書を始める大きなきっかけになり、また、読書のやる気も湧いてくる内容です。もっと早く読んでいればと後悔もしてしまう本です。色々な分野のほんを沢山読んでみたいと思います。

  • ここまで読みやすさと読み応えを兼ね備えた読書に関する本は他に無いと思う。

    いろんな本を読みたい熱が冷めないうちに、50冊リストをどんどん読み進めよう。

  • ・目的と締め切りを設ける
    ・ピックアップ法
    まずは目次に20分かけて全体像を把握する。(本をさばく)
    肝は3、4章にあることが多い。
    初めに・終わりにを熟読する。(作者の魂がこもってる。)

    本に対する先入観を捨てる。
    全部読まなくていい
    汚していい
    ざっくりでいい(漫画でもいい)
     

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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