累(9) (イブニングコミックス) [Kindle]

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  • 奪ったのの重さは大なり小なり累も野菊も同罪ではあるものの、罪の意識よりも恨みつらみが上回るというのは人というのは外に恐ろしき生き物よ。は、さておき。「私が口紅を使うのは現在、私自身がこの世に生きるためよ!!」そう。確かに累は現在を生きている。対して、野菊は過去にとらわれ、がんじがらめになって、その上、「自分」の意志と言いつつも、他人の意志を置き換えてるわけで。そりゃ、累の図太さにゃ負けるわ。想いの重さが雲泥の差だもの。

  • 2世帯。

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著者プロフィール

イブニング新人賞ゆうきまさみ大賞及び宇仁田ゆみ大賞にて、共に優秀賞を受賞。2013年より同誌上にて連載を開始した『累―かさね―』が、テレビをはじめとする各メディアで絶賛され、今最も注目を集める若手漫画家としてその活躍を期待されている。本作『誘―いざな―』はこの『累―かさね―』の前日譚を小説として執筆したもので、松浦だるまの小説家としてのデビュー作となる。

「2014年 『誘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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