土岐恒二の仕事(Metropolitan: A Journal of Criticism - 批評誌メトロポリタン, 第Ⅱ期第2号〔通巻58号〕) [Kindle]

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著者プロフィール

一九三五年生まれ。東京都立大学英文科卒、同大学院後期博士課程満期退学。國學院大學助教授を経て、東京都立大学助教授および教授。一九九九年の定年退官後、同大学名誉教授および文化女子大学教授(二〇〇六年退職)。篠田一士の下で学び、英国世紀末文学を専門とする学究として活躍する一方、幅広い視点を持った世界文学の紹介者・解説者として知られた。ボルヘスの代表作『不死の人』(白水社)や『永遠の歴史』(筑摩書房)の他、コルタサル『石蹴り遊び』(集英社)、ムヒカ=ライネス『ボマルツォ公の回想』(集英社、安藤哲行氏との共訳)など、ラテンアメリカ文学の重要作品を本邦読者に紹介した功績は大きい。専門の英語圏文学でも幅広い訳業で知られ、メルヴィル『タイピー』(集英社)、コンラッドの『青春』(集英社)および『密偵』(岩波書店)、キプリング『祈願の御堂』(国書刊行会、土岐知子氏との共訳)、ペイター未完の大作『ガストン・ド・ラトゥ一ル』(筑摩書房)など、貴重な古典作品の翻訳に加え、エドマンド・ウィルソン『アクセルの城』(筑摩書房)のような批評書からJ・M・クッツェー『夷狄を待ちながら』(集英社)のような現代的作品に至る、多彩な訳業を遺した。二〇一四年没。

「2020年 『照応と総合』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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