大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった (講談社+α文庫) [Kindle]

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  • とにかくロッキード裁判が酷すぎる。

    マスコミが発端となり、検察がでっち上げたストーリーで判決まで出ている、リクルート事件と同じ構図。

    マスコミと検察は味方に引き入れておくことが重要、とも言える。


    前半はロッキード裁判にフォーカスを当てた内容。
    前述した通りで、途中で吐き気を催すほど検察がひどい。

    後半は田中角栄の政治家としての人生にスポットを当て、さらに角栄失脚後の政治についても触れられている。

    とにかく田中角栄のビジョンがすごいし、実行力も飛び抜けている。
    実業家出身の凄みだろう。

    官僚出身の政治家には期待できない部分だろうな。

    政治って面白い、と初めて思った。

    政治の世界は旧態依然としているから、ビジネス界出身の政治家が出てきたらガラッと変えることができるのではないか。

    とにかく面白い一冊だった。

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著者プロフィール

ジャーナリスト/1934年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年からフリー。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞を受賞。現在も「激論!クロスファイア」(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ、ラジオの出演多数。著書に『日本の戦争』(小学館)、『創価学会』(毎日文庫)、『さらば総理』(朝日新聞出版)など多数。

「2023年 『会社が変わる!日本が変わる!! 日本再生「最終提言」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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