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感想・レビュー・書評
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とにかくロッキード裁判が酷すぎる。
マスコミが発端となり、検察がでっち上げたストーリーで判決まで出ている、リクルート事件と同じ構図。
マスコミと検察は味方に引き入れておくことが重要、とも言える。
前半はロッキード裁判にフォーカスを当てた内容。
前述した通りで、途中で吐き気を催すほど検察がひどい。
後半は田中角栄の政治家としての人生にスポットを当て、さらに角栄失脚後の政治についても触れられている。
とにかく田中角栄のビジョンがすごいし、実行力も飛び抜けている。
実業家出身の凄みだろう。
官僚出身の政治家には期待できない部分だろうな。
政治って面白い、と初めて思った。
政治の世界は旧態依然としているから、ビジネス界出身の政治家が出てきたらガラッと変えることができるのではないか。
とにかく面白い一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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