神様の裏の顔 (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 藤崎翔
  • KADOKAWA / 角川書店 (2016年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (240ページ)

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神様の裏の顔 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ちょっと前からKindleストアのリコメンドにやたら出てき
    た作品。第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作品で、作者
    の藤崎翔はなんと元芸人。コントのネタを書いてた人らし
    い。そういうバックボーンのある人は、おおよそで面白い
    物語を書くのだけど・・・。

    人格者の見本のような元教師が死んだ。
    通夜の席は盛(?)況、誰もが涙し、悲しみは最高潮。
    葬儀屋が太鼓判を押すほど完璧な葬式で、ある疑惑が持ち
    上がる。まるで「神様」のような故人は、実はとんでもな
    い犯罪者だったのではないか?・・・。容姿端麗な2人の娘、
    元同僚の教師、教え子で子持ちの男性、近所の主婦、なん
    かギャル、そして売れないお笑い芸人、といった参列者そ
    れぞれが疑念を持ち、ひょんなことからそれらが一本の線
    に繋がって・・・という内容。

    語り部が次々に変わり、それぞれが自分と故人の関係を思
    い返し、その中で小さな綻びを発見することで物語が展開
    する、という仕組み。言ってしまえば、典型的な「実は何
    も起こらなかった」系の話と見せかけ、最後には驚愕の真
    実が明らかになる、という王道の叙述トリック。そういう
    意味ではトリックが若干稚拙で、ミステリーを数多く読ん
    でいる人なら、割とかんたんに謎が解けてしまうのではな
    いか?という懸念あり。

    しかし、ラストに至るまでの間に細々した仕掛けと笑いが
    施され、定番と解っていても全く退屈しない。コント師ら
    しい言葉の選び方は非常に心地よく、スピード感も充分。
    予想通り、読み応えはバッチリであった。

    ・・・なんで芸人として売れなかったんだろうなぁ、この人
    (^^;)。ネタが見てみたかった気がするけど、どうやらそ
    れは叶わぬ模様。なので、取り敢えず他の作品を読んでみ
    ることにします。かなりオススメだ、コレ。

  •  途中の6割くらいまでは面白かった。良く寝られたシチュエーションコントか舞台劇によう(作者が元お笑い芸人ということは、あとがきで初めて知った)。ただ、最後は、推理小説としては、アンフェアだと思うなあ。

  • 大どんでん返し。
    最後までわからんかった。
    軽いタッチで進んで行くが、今まであまり読んだ事がないストーリー展開。
    意外性があり面白かった。

  • 本格的なミステリになるのでしょうか?ある神様のような人格の教師が死亡し、葬式に関係者が集まった。そこでいろいろな引っかかりが頭に浮かび、登場人物が話し合うことで、いよいよ疑惑が深まっていく。教師は殺人鬼であったのではないか?話し合いで解決に向かうが、最後にさらにどんでん返しがある。ミステリとして楽しめました。

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