素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [DVD]

監督 : マイク・ファン・ディム 
出演 : イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ  ジョルジナ・フェルバーン  ヤン・デクレール  ヘンリー・グッドマン 
  • 松竹
3.54
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本棚登録 : 73
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105072190

感想・レビュー・書評

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  • 運命的に出会った自殺志望の男女の、生き残りを懸けた逃避行を描くブラックコメディ
    見どころ
    尊厳死を認めるベネルクスならではの死生観が描かれる。ヤーコブが住む豪奢な屋敷や所有するクラシックカーの数々といった大富豪感を演出するアイテムにも注目。
    ストーリー
    天涯孤独となった大富豪・ヤーコブは自殺を計画。そんな折、死に場所を探していたヤーコブは、あの世へ旅立つ手助けを裏稼業として行う葬儀屋を知り、サプライズコースを契約して死を待つことに。しかし、同じサプライズを待つ女性・アンネと出会い…

  • 気持ちわかるわ~ちょっと風変わりなラブストーリー作品と思っていいのかな。すべてを手にして何の不自由のない男が選んだ道は死ぬこと。ブリュッセルにはそんな希望を叶えてくれる風変わりな代理店がある。「最高の死をあなたに」そんな謳い文句にひかれて依頼をしに

    「素敵なサプライズ」
    https://www.youtube.com/watch?v=I8rzeJ8WUGM

    ヒロインの登場からこのつまらない人生をもう少し…もう少しと思う気持ちわかるわ~ww同じ代理店で同じサプライズコースを依頼しに来た女性に心惹かれる主人公。すべてを清算し、後は旅立つだけだったはずの彼に恋心が……

    いいんだよなぁ~だけど唯一不満はエンディングに起きるハチャメチャ劇かな。いきなりアクション展開を見せるのだが、前半の物語の美しさを考えたらもう少し綺麗に終わらせてもらいたいかなぁ~と

  • 超大金持ちが、父親の死から心を閉ざしていて、母親が死んだのを待って、財産を処分して自殺しようとする。いろいろ試すが人の目があってなかなかうまくいかない。あちこちしているうちに事故死にみせて殺してくれる代理店の存在を知る。恋愛を知って、自殺を思いとどまる話ではあるが、その彼女が代理店の殺し屋であったという展開には驚いた。話として面白そうだし、主人公はいい雰囲気だし、金持ちらしい時代錯誤的なところも面白い。ところが詰めがちょっと甘くて、もう少し意外性なりリアルがあればよかったのだがと思う。オランダの映画というのは珍しい。

  • 私こういうブラックなコメディ大好き。

    なんじゃその結末は!という突っ込みですが、

    幸せで何よりです。

  • 制作年:2015年
    監 督:マイク・ファン・ディム
    主 演:イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ、ジョルジナ・フェルバーン、ヤン・デクレール、ヘンリー・グッドマン
    時 間:101分
    音 声:オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ


    オランダの貴族で大富豪の一人息子ヤーコブは広大な敷地にあるお城に住み、アストン・マーチンなど高級車を何台も所有しているが、一切感情を持ったことがなく、楽しみを感じない人生に嫌気がさしていた。
    母親の葬式を済ませた彼は自殺を試みるが、常に邪魔が入り死ぬことができない。
    そんなとき、偶然拾ったマッチ箱に記された謎の代理店を訪ねてベルギーへ行く。
    その店は“最終目的地への特別な旅”のプランを提案する旅行代理店だったが、それは“あの世への旅”であり、事故に見せかけた自殺幇助のサービスを提供しているのだ。
    ヤーコブは喜んでサービスを依頼し、“いつ、どこで、どうやって死ぬか分からないサプライズコース”を申し込む。
    すっきりした気持ちで棺桶を物色していたヤーコブは、同じコースを申し込んだというアンネと出会い、澱んでいた彼の日々は少しずつ色づき始める。
    もう少し生きていたくなったヤーコブとアンネは、謎の代理店の激しい追跡をかわしながら逃避行の旅に出るが、さらに思いもよらない最大のサプライズが二人を待ち受けていた…。

  • ベルギーの大富豪で貴族でもあるヤーコブは母を亡くし、長年願っていた旅立ちを決行しようとするが、屋敷にはそこかしこに使用人がいて、なかなか上手くいかない。
    そんな時、岬で老人を車椅子で崖の方へ連れて行く男を見るが、通り雨が晴れると、帰ってきた男の押す車椅子には誰も乗っていなかった。
    崖まで行くと、そこには旅立ちのお手伝い、と書かれたマッチケースが。
    そこを訪ねると死ぬ手伝いをしてくれる代理店だった。
    ヤーコブはいつ死が訪れるか分からない、サプライズを選択する。
    そして棺を選びに行くと、そこには同じく顧客だというアンネに出会う。
    元執事のムラーは幼い時、父を失ってから感情の一切を亡くしてしまったヤーコブを気にかけ、庭を口実に戻ってくる。

    従業員を解雇し、2日間猶予のある屋敷の売却契約をしたヤーコブは、普通の日々を過ごせと言われ、アンネをダンスや車を見に来ないかと誘う。
    そして何故だかアンネに会ってから奇妙な感情が生まれることに戸惑って、延期を申し出るが…強硬手段に出た従業員兄弟に銃を突きつけられ、アンネと逃亡することに。

    アンネの正体、ムラーの思い、淡々とでも優しくキュートに紡がれる奇妙な物語にほっこりした。

  • レンタルで鑑賞。

    4歳で父親を亡くして以来、感情というものが失せてしまった富豪の男が36年経て、母親の死後に自らも死のうとするが、ことごとく失敗して、最後にたどり着いたのが顧客の死を請け負う代理店。
    尊厳死。安楽死。
    重いテーマだけれど、軽いタッチで描かれていて重くなりすぎない。
    アンネと出会ってから、どんどんと感情が戻ってきて生き生きとした表情が増えてゆく。

    最後の執事長ムラーとのやりとりはうるっときた。

  • 砂浜でタンゴ

  • まあおもしろかったしよかったのだけど、予想していたよりも勢いのあるドタバタ劇で、もう少しじっくり深い作品を期待していただけに、あれ?という感じだった。

  • いろんな要素がつまった不思議な作品だった。
    コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ。
    終始飽きさせることなく、軽やかな展開で途中あっと言わされたけれど、最後は何か考えさせられた。オモシロイ。

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